¡Hola!
最近いろいろあって疲れがたまっているChica.(@Chica_espana0)です…!!!

テーマは「スペイン人的嫌なことを忘れる方法」!
ポジティブで、いい感じに力を抜いて生きているイメージのスペイン人。
実際、2020年の世界幸福度ランキングでは、スペインは153か国中28位。(日本は62位)
そんなスペイン人と一緒に住んでいると、根本的な考え方の違いに毎日びっくり!
今日は、そんな彼らから直接学んだ、ポジティブ&幸せに生きる秘訣を8つ教えちゃいます!
早速レッツゴー!!
・最近嫌なことがあって頭から離れない
・ポジティブ&ハッピーに生きたい!
スペイン人的嫌なことを忘れる方法
1.ビールを飲む

嫌なことがあったらまず酒!!!!
これはスペインだけでなく、どの国もそうかもしれないですね!
ただ、日本や他の国と違うのは、「ヤケ酒」はしないこと!
スペインでは「アル中」と呼ばれるまで飲んだり、酔ってバルで眠り込んでしまうのはタブー中のタブー。
飲むときは、気の置ける人と楽しく飲むか、一人で大好きな映画でも見ながらリラックスして飲むのがポイントです。
酔っ払いに厳しい反面、スペインでは朝イチからバルでビールを飲むおじいちゃんがいたり、仕事の合間の昼休みにお酒を一杯飲むのが当たり前だったりします。
2018年のWHO世界のアルコール消費量 国別ランキングでも、スペインは186か国中18位(日本は63位)。
つまり、スペイン人は本当に良くお酒を飲むのにめったに酔っぱらわない!
そういう点では、お酒との付き合い方がとてもうまい国民性とも言うことができるでしょう。
「酒は百薬の長」と言う言葉通り、程よく飲むことでメンタルの健康の維持に役立っているのかもしれません。
2.ハグしてみる

スペイン人と言えばスキンシップの文化。
ことあるごとに、友達や家族同士でキスやハグをします。
ハグのタイミングは人それぞれですが、嫌なことがあったとき、寂しい時、悲しい時はとにかく誰かの胸に飛び込む!
そして頭をなでなでしてもらう!それがスペイン流!
日本では、幼い子供ぐらいにしかしないですが、スペインでは大人も子供もみんな、好きな時に周りの目を気にせずハグをします。
私は日本生まれ日本育ちなので、はじめは抵抗があったのですが、今となっては関係なし。
すっかりスペイン式スキンシップの虜になってしまいました。

小さい時にお母さんにされた時のことを思い出して、とっても幸せな気持ちになるよ。
ここで一つ注意しておきたいのが、「スペイン式ハグには数種類ある」ということ。
- クラシックハグ
最も一般的で誰にでもするハグ。2秒以内に終わる。 - アイコンタクトハグ
相手の目を見ながら。親密な相手に行う。 - 友情ハグ
クラシックハグより短く、あまり知らない相手に行う。 - 腰に手を回すハグ
恋人や性的に興味のある人に。友達には行わない。
これらを間違えると、相手に想定外の印象を残してしまうので注意!

ハグ文化ならではのリスク…
3.誰かに打ち明けてみる

心を開ける人が周りにいれば、思い切って打ち明けてみるのはどうでしょう。
スペイン人と会話をしていると、日本語よりも高頻度で「¿Qué tal? ¿Qué te pasa? ¿Estás bien?(元気?大丈夫?)」という言葉が交わされます。
大抵の場合は、「大丈夫」で済まされることが多いのですが、このタイミングで悩み事を打ち明けてくれる人もいます。
そんな時は、思いっきり心の中のもやもやを吐き出してみましょう。
きっとポジティブなアドバイスをしてくれること間違いなし!

大抵ハグしながら話を聞いてくれるよ
4.スペイン人はネガティブがお嫌い?!

さっきは自分から相談しろって言ってたのに?

さすが、鋭い!
実は、スペインでは悩みを打ち明け合うことはあっても、基本的に暗い話題は一瞬で終わらせて楽しい話題に切り替えます。
その根底には、「ネガティブな感情ばかり出すのは良くない」という意識があるから。
「誰かに嫌なことをされた」「○○が嫌い」などの負の感情はできる限り自分の中で処理し、それでも聞いてほしいことがあるときだけ誰かに少しだけ話す、と言うのが一般的です。

自分の機嫌は自分でとるスタイル
いつも暗い話題を提供する人は、スペイン語で「pesimista(悲観主義者)」と呼ばれ、あまり歓迎されないのです…
5.とにかく好きなことをする

ゲーム、読書、映画、散歩、スポーツ、釣り、料理、睡眠…
何でもいいから好きなことをしてみる!
嫌なことがあった直後は、何をするのも気が乗らないことも。
それでも、図書館に行ってみたり、パソコンの前に座ってみたり、冷蔵庫を開けて中身を確認してみたり、「小さなアクション」がきっかけになって趣味をする気になれるかも。
スペインでは「大人になっても好きなことをとことん追求する人」が多い印象。
社会人になっても、仕事終わりに絵を描いたり、言語を勉強したり、DIYに勤しんだり、趣味のサークルに参加したり…
体裁を気にせずに、ただただ「やりたいことやる」
そんな自分の気持ちに真っ直ぐな姿勢が、幸福度の高さにつながっているのかも。
6.ジョークにしてみる
少しでも笑える余地があれば、すぐに笑に変える、そんな力を持っている人が多いです。
「El clubde la comdia」のようなスペインのコメディ番組を見てみると、職業としてのコメディアンの話力の高さが高いのが良くわかります。
そして、スペイン人の凄いところは、一般人でもコメディアン並によく話すしギャグが面白い。

つまりスペイン人は全員コメディアン(?)
しかもバルで知らない人に向かって冗談を飛ばしたりするのも一般的。
嫌なことがあったときは、心の中に一人スペイン人の相棒を召還して、全部笑い飛ばしてもらいましょう。
きっと、前向きな気持ちに切り替えられるはず。
留学中、初めてセビージャに旅行に行った時のこと。路上に落ちている馬のフンの山に気づかず、スニーカーでイン!半泣きになりながら靴を拭いていたら、知らないおじいさんに満面の笑みで「¡Buena suerte!(幸運を!)」と叫ばれて、なにもかもどうでもよくなっちゃったのでした(笑)
7.お出かけする

スペイン人はお出かけがお好き!
ドイツやオランダなどと同じように、スペインでも毎日散歩する人若者が多いです。

確かに、あんなに街並みが綺麗だったら散歩したくなるよね
毎日の散歩以外にも、週末は恋人とサイクリングに出かけたり、家族と隣町までドライブしたりととにかく活発!
少なくとも、日本のように「暇な日は寝だめする」という人に出会ったことは一度もないです。
そして、そんな彼らが口をそろえるのは「家にばかりいるのは精神衛生上よくない」!
実は国土交通省の調査によると、日本では年々若者の外出頻度が減っており、2017年にはついに30年前の半分にまで減ってしまったそう。

超インドア派の私の胸にも刺さる…
行き詰ったときは、自然の中をのんびり散策して、リフレッシュしてみましょう!
8.8時間以上寝る

スペインでは8時間睡眠が一般的。
スペインの統計サイトINEによると、「16~34歳」のカテゴリーの平均睡眠時間は8.5時間。

遊び盛り、働き盛りの若者でもめっちゃ寝る
一方、日本はと言うと、2018年のOECDの調査では先進国ではワーストワンの「平均7時間22分」をたたき出しています。
これは血圧の上昇やうつ病の発症リスクを伴うレベルの短さ。
睡眠時間が短い自覚のある人は、スペイン人のことを思い出しながら、少しでも長く寝てみるのはいかが?
スペインの伝統文化「siesta」のように、昼食後にお昼寝しても元気いっぱい、ポジティブに気分転換できます。
大学の先生が、授業中「昨日は7時間しか寝ていないから眠い」と言い出し、クラスの日本人がざわついたことがありました。先生曰く、「日本人はもっと寝たら元気いっぱいになるよ」とのこと。確かにそうかも…!
まとめ
いかがでしょうか。
- ビールを飲む
- ハグしてみる
- 誰かに打ち明けてみる
- スペイン人はネガティブがお嫌い?!
- とにかく好きなことをする
- ジョークにしてみる
- お出かけする
- 8時間以上寝る
どれもいかにも気分転換になりそうなものばかり。
そして、スペイン人の凄いところは、これらを当たり前のように実行しているところ。
世界幸福度ランキング上位なのも納得ですね!
うーん、今日は私も美味しいお酒を飲んで気分転換してみようかな!
いや、お酒はいつも飲んでいるか(笑)
ではでは、Chao!
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