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【2021年】スペインの物価は安い?1か月の生活費はいくら?現地の最新情報!

¡Hola! スペインに住み、スペイン人と結婚したチカ(@Chica_espana0)です!

チカのアイコン画像チカ

今日のテーマは「スペインの物価と1か月の生活費」!


皆さん、スペインの物価についてどんなイメージですか?

サグラダファミリアやプラド美術館などがあって観光大国のスペイン。

なんとなく高そうなイメージを持つ人が多いのでは?

そこで今日は渡西歴4回、滞在歴1年以上の私が現地のリアルな物価情報をお届けします!

目次

結論:総合的に見てスペインの物価は安い!

総合的に見て、スペインの物価は日本より安い


もちろん、土地やお国柄で日本より高いものもありますが、全体的な毎月の出費は、日本で生活した場合の7割ほどに収まります。

実際にスペインの平均年収が323万円(日本は441万円)という点からもイメージしやすいと思います。

モヤモヤガールのアイコン画像モヤモヤガール

どの品目が安いのかもっと詳しく教えてー!!


そんな声が聞こえてきそうなので、さっそく具体的に説明していきますね!



日本よりスペインの方が物価が安いもの

スーパーで売っているcerveza con limón
(レモンジュース入りビール)

ずばり、酒!ごはん!服!

何といっても酒が安い!さすがバル文化が盛んなだけあります。

バルならビール1杯200円~300円、スーパーなら1缶70円くらいで買えます。

私が以前留学していたマドリード州のアルカラ市では、2,9ユーロでビール一杯に大きなタパス(つまみ)までついていました!!


さらにこんなものも安いです↓↓

  • スーパーの食料品(野菜、果物、乳製品など)

 →日本の半額~70%

  • ワイン

 →スーパーで1ボトル200円~ 

  • 衣料品(中国系ショップがおすすめ!)

 →1200円~

  • 美容院

 →カット900円~、カラー2000円~

  • スマホのsimカード

 →1か月5ギガで1100円~

  • 医療費

 →無料(!!!!!!!!!)

  • 市内乗り放題交通定期券

 →1か月20ユーロ~


食料品

とにかくスーパーの食べ物が安い

特に加工肉やスナック、穀物、缶詰、お酒などが日本より安いものが多いですね。

お土産代わりにスーパーで缶詰めとかワインを買うのがおすすめです。

例えば、日本では1瓶300円前後するこんな感じのオリーブも…

スペインなら、倍くらいの量が入って200円くらいで買えちゃいます。

スペインではオリーブやトマトがとても安いので、スペイン料理好きにはたまらないですね。



衣料品

服が安い理由は、スペインはZARAやBershkaなどの世界的ファストファッションブランドの本社があって、価格競争が激しいから。

基本的にどの町にもある中国系ショップは、そういったブランドよりさらに安く売っています。

マドリードにあるアイルランド系のブランド、primark ではtシャツが5ユーロぐらいから買えるので留学時代にはお世話になりました…!

美容院

なんと、スペインではカットが8ユーロ~!!

もちろん日本のように、上質なシャンプーや合間のドリンクサービスなどを加えると高くなりますが、シンプルに髪型を整えてもらうのには十分です。

中国人がやっているアジアン美容院と、現地人のスパニッシュ美容院がありますが、個人的にはカット技術はあまり変わりませんでした。

スペインでの美容院経験についてはこちらでも紹介しています。





スマホ(シムカード)

スペインでは1か月5ギガで1100円~!!!

日本だと同じギガ数でも2000円以上します。

焦りガールのアイコン画像焦りガール

でもたったの5ギガじゃ足りないよ!!


そう思う方も多いと思いますが、スペインでは1か月5ギガもあれば十分です。

何故ならどこにでもフリーWi-Fiがあるから!!

レストランも、カフェも、駅も、バスの中も、観光地でも、フリー!!

実際、私は1年間の留学期間中1度もシムカードを買いませんでした!

日本では毎月何千円もかかっていたデータ通信が、スペインでは努力次第でタダにすることもできます。


病院(医療費)

スペインでは外国人でも医療費が無料!!(詳しい条件については現地の病院や保険会社に聞いてみてね!)

さらに薬局の薬も、ものによっては日本の半額以下で買えます。

アルコールや娯楽関係の税金が高い分、社会福祉は日本より充実している気がします。

旅行でスペインに行く場合はどちらにしろ海外旅行保険などでカバーできますが、移住を予定している方にはグッドニュースですね!

娯楽

さて、先ほど税率が高いと紹介した娯楽ジャンル。

税率は高くても、実際に支払う値段はめちゃくちゃ安い!!

例えば、

  • 映画館……約9ユーロ
  • 遊園地の入園料……約30ユーロ
  • 美術館……約5ユーロ


などなど!
もはやどうやって利益を出しているのか謎。



公共交通機関(定期券)

交通定期券は、州や年齢によって異なりますが、マドリード州に住む若者の場合1か月20ユーロで地下鉄、電車、バスが乗り放題です。

マドリード州に住んでいて、NIE(IDカード)を持つ25歳以下の人なら誰でもこの値段。

1か月マドリード州内どこまで乗っても20ユーロ!!日本じゃ考えられない!

25歳以上の方でもお得な定期券があるので、留学生やワーキングホリデー民はこれを買うべし!



日本よりスペインの方が物価が高いもの

逆に日本より高いものもあります

それはずばり…

魚と本と公共料金!!

詳しくはこちら↓↓

  • 魚介類

 日本の1,2倍~

  • 書籍

 一冊1500円~

  • 電気、水道

 日本の1,5~2倍

  • 日本食

 そもそも手に入らない食材が多いです。



食料品(魚介類)

海に囲まれているのに何故こんなに魚介類が高いのか…

バルのタパスや家庭料理によく出てくるスモークサーモンは100gで3ユーロ、ランチメニューでよく見るBacalao(タラ)は100g 1,5ユーロ~。

日本食については既にご想像の通り、レストランでもスーパーでも高いです(泣)

ちなみに私の家の近くのスーパーでは、海苔が5枚で400円でした…(涙)

書籍

スペインには文庫本がない!!

なので、売っている本は大抵サイズも大きく、価格も高いです…。

しかし、日本でも新書は1500円くらいするので、普段から文庫本を買わない人にはいいかもしれないですね。

公共料金(電気・水道)

なんせスペインは電気と水道が高い!

そのせいか、スペインでは夜中でも部屋の電気をつけずにテレビを見る人が多いですね。

さらに水も高いので、日常的に「湯舟につかる」という概念はありません。

スペインのホームステイあるあるとして、ファミリー内に「シャワーは10分以内」というルールがあることが多いです。

スペインのホームステイでよくあるルールはこの記事で詳しく紹介しています。

ちなみにガスについては、スペインでは都市ガスではなくボンベを購入するタイプが多いので、料理の頻度によっては安く抑えられます。



日本とスペインであまり物価が変わらないもの

意外と日本とあまり値段が変わらないものもあるんです。

それは…

外食費、日用品、電車運賃、家賃!

詳しくはこちら↓↓

  • 外食費

 ランチ1000円~、ディナー3000円~

  • トイレットペーパーやシャンプーなどの日用品
  • 電車運賃

マドリードメトロの場合一駅1.5ユーロ~

  • 家賃(アパート一室の場合)


それぞれの特徴について詳しく説明していきます。

外食費

スペインは食料品も酒も安いですが、レストランでご飯を食べるとなると意外と日本と値段は変わらないです

何故なら出てくる量が多いから!

体感的には日本の1.5倍くらいあります!!頼みすぎ注意!(笑)

量はそのままで安く抑えたいなら、Menu del díaがおすすめ。

スペイン定番の こちらのランチメニューは、郊外なら8ユーロ、マドリード中心部なら10ユーロ~っていう感じでお手頃!

ただしディナーに関しては通常値段なので、あまりお得感はないです(泣)

日用品

長くスペインに住んでみて、特に日本より安いとも高いとも感じたことがないです。

ただ、日本ではどこにでもある100円ショップがスペインには無いという点で、若干高く感じるものもあります。

全体的な価格帯は日本のスーパーや薬局とほぼ同じですね。

電車の運賃

定期券は安いけど、バラで買うと意外と日本と変わらないのが電車賃

日本の地下鉄なら一駅200円程度。

一方スペインのmetroはゾーン制なので、行先のゾーンによって1,7ユーロ~2ユーロ程。

RENFE(日本でいうJR)のような長距離列車でも価格は日本と同じくらいです。

家賃

日本のような小さなワンルームで一人暮らしする場合、マドリードやバルセロナのような都心では、700~1000ユーロ/月が一般的。

でも実は現地の人でも一人暮らしをしている人は少なく、大抵ピソ(マンション)の一室でシェアハウスしています

シェアハウスなら、マドリードの中心地でも4万円~/月で、日本でいう2LDKのような大き目の家に住むことができます。



スペインの物価から計算した一ヶ月の生活費

食費や家賃など、大体のスペインの物価を紹介したところで、1ヶ月の生活費の目安をご紹介。

日本と同じで、生活水準によってスペインの生活費は大きく変わりますが、実際に私が生活してみた時の費用を例として取り上げてみます。

節約すれば一ヶ月5~6万円で生活可能

シェアハウスに住んでいた私の場合、最低でも月5万円あれば生活することができました。

内訳は以下の通りです。

  • 家賃:3万円(wifi・光熱費込み)
  • 食費:5000円(自炊)
  • 娯楽:1万円(旅行や飲み代)
  • その他:5000円(交通費など)



こうしてみると、日本に住んでいた時よりもかなり節約していることが分かります(笑)

私の場合、郊外のwifi付きのシェアハウスに住んでいたため携帯料金がゼロだったこと、徹底した自炊で食費を安く抑えていたことなどから安く済みました。

スペインでは特に野菜が安いので、ヘルシーな食事が好きな人ならもう少し安く抑えることができるかもしれません。

逆に、生ハムや生魚を沢山買ったり、都会の中心で大きな家に住む場合は、倍近くかかる可能性もあります。

ここにさらに現地の学費などを加えた1年間のスペイン留学費用については、以下の記事で紹介しています。





まとめ:総合的にみるとスペインの物価は安い!

結論!総合的にスペインは安い!

確かに日本より高いものや、あまり変わらないものもありますが、月の総出費はかなり抑えることができます。

実際に私がスペインのマドリードに留学していた時も、一カ月の出費は家賃含め5万円程度でした

だから、みんなスペインにおいでよ!!(笑)

そんな激安留学生活の様子もこれからどんどん載せていきますね!

最後まで読んでくれてありがとうございます♡

¡Hasta pronto!

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