¡Hola!
スラング大好きチカ(@Chica_espana0)です!

今日のテーマは「スペイン人に人気の日本語スラング」
海外から見た日本ってどんな感じなのでしょう?
日ごろ私たちがスペイン語スラング習得に勤しむように、彼らも日本語スラングを勉強しているのでしょうか。
スペイン人に人気の日本語スラングって何??
今日はその疑問に応えるべく、現地で人気のスペイン人ブロガー「Pablo」さんの記事を参考にまとめていきます!
早速レッツゴー!!
スペイン語圏で人気の日本ブログ「Melonjapan」

今回記事を書くにあたり、スペイン人ブロガーPabloさんのサイト「Melonjapan」を参考にさせてもらいました。
「Melonjapan」は、日本に住むスペイン人Pabloさんが、日本語や日本のカルチャーを発信する、スペイン話者向けのサイト。
つまり、スペイン語圏の人々の心をくすぐる日本語スラングまとめもあるはず!!!

案の定あった!!!
記事の題名は「Palabrotas en Japonés」
「Palabrotas」とはスペイン語でスラングを表す言葉、「Jerga」や「Callejera」の同義語です。
このページを参照するにあたり、Pabloさんご本人に取材もしてみました。
なんとこの方、アジア・アフリカ文化に精通し、日本語、中国語、アラビア語、スペイン語、英語を操る言語のプロ!

¡Hola! よろしくお願いします!

ご協力ありがとうございます!!

早速見ていきましょう!!!
スペイン人に人気の日本語スラング
イントロダクション


日本ではスペイン語程スラングが使われないよね!
確かに、スペインにいた時は朝から晩まで、家の中から学校まで、日本語に訳すのがはばかられるようなスラングで溢れていました…!

スペインでは特に「Puta系」と「Mierda系」が多いよね(笑)
それに比べ、日本語では「売春婦」とか「てめえを生んだビッチ」とか「う○ちに行け」とか「牛乳の中でう○ちする」とか…(以下省略)
スペイン語程過激なスラングはない!
言葉としては存在しても、日常生活で使うと一瞬で関係が崩れるタブーワードばかり。

そう思うと日本語って結構上品な言語なのでは?!?!
と期待したのも束の間、そんな日本語にも日常で使える悪口系スラングが普通にありました(笑)

日本には100ぐらいの悪口系スラングがあるよ

意外と多い!!

その中でもスペインで人気の日本語スラングを紹介するね!
BAKA(馬鹿)

「馬に鹿」と書いて「バカ」
アニメが大人気のスペインでは、キャラクターがよく言うセリフとして広く浸透している様子。
さらに、発音がスペイン語の「Vaca(牛)」と同じなのも、魅力ポイントのようです。
Melonjapanでは「馬鹿」の紹介ついでに初音ミクの曲「トリプルばか」がおすすめされていました。


日本といえばアニメと初音ミク…!!!

スペインでも大人気だよ。「馬鹿」は愛情の裏返しのような表現としても使われるよね。
AHO(アホ)

こちらも発音がスペイン語の「Ajo(にんにく)」と同じことで有名。
偶然なのか、スペイン語のAjoは日本語の「アホ」と同じ意味のスラングになることも。
例えば「Ajo y agua」は直訳すると「にんにくと水」ですが、これは「A joder y aguantar」の略というとんでもない暴言です。
こういった共通点も、スペイン人にとっては身近に感じるポイントなはず。
Melonjapan曰く、「関東ではBAKAが、関西ではAHOの方が使用率が高い」そう。

そんなこと考えたこともなかった!

「馬鹿」に比べて「アホ」はより悪口っぽく聞こえるね
KUSO(クソ)

使用例は、「くそじじい、くそばばあ、くそ女…」
先ほども紹介した通り、スペインでもくそ系の暴言は大定番なので、日本語でも使いやすそうです。
一つ注意したいのが、日本語の「クソ」は名詞、形容詞、副詞など、文のあらゆる場所に配置できる一方、スペイン語の「Mierda」はあくまでも名詞。

「くそじじい」は「Viejo de mierda」
「クソゲー」は「videojuego de mierda」になるよ

「Viejo de mierda」はスペインでもかなり失礼な表現だから気を付けて(笑)
Mierda系のスペイン語スラングは別にまとめているので、是非見てみてくださいね!
CHIKUSHO(畜生)

漫画やアニメで頻出の言葉、「畜生」
これに対応するスペイン語は「maldición」や「mierda」など。
もともとは「けだもの」と言う意味でしたが、現代では人や物事に対する罵り言葉として使われています。
「馬鹿」や「アホ」に比べ、使用頻度こそあまり高くはないのですが、何故か海外でも知名度が高い謎の単語。
実はこの「畜生」、5人のアメリカ大統領を輩出した名門イェール大学の「アニメ同好会」によって世界に広まったんだとか。
彼らが英語で発表した「アニメの重要語彙100」は、今でもネット上の様々なアニメ関連記事で目にすることが出来ます。
このランキングはもちろんスペイン語にも訳され、世界中のスペイン語話者の間で読まれています。

だから「畜生」が海外でも有名ってワケなのね…

アニメの力を侮ることなかれ
まとめ
スペイン人ブロガーPabloさんのブログMelonjapanをのぞいてみると、独自の視点で選ばれた日本語スラングが沢山!
私たちが普段何気なく使っている言葉が、スペイン語で海外向けに紹介されている状況はとても興味深いです。

Pabloさん、取材に協力してくれてありがとう!

¡Muchas gracias a ti!
またコラボしましょう!
Pabloさんのサイト「Melonjapan」では他にも様々な日本のカルチャーをスペイン語で紹介しているので、勉強がてらのぞいてみてください!
チカのスペインラボでは、スペインで人気の日本文化や、スペイン語スラング、留学、国際恋愛に関する情報を発信しています♪
ぜひ他の記事も読んでみてくださいね!
ではではまた会いましょう、Chao!
¡Hola、チカさん!
私の記事について書いてくれてありがとうございました。
海外に日本語に悪口が少ないと思っていらっしゃる方が多いと思いますけど、考えてみると意外と沢山ありますよね。
また今度スペイン語の悪口などについてもお話しましょう!(`▽´)