¡Hola!
スペイン料理が大好きなチカ(@Chica_espana0)です!

今日のテーマは「スペイン語でいただきますとごちそうさま」
そもそもこれらは日本語特有のフレーズだと言われていますが、スペイン語にも同じ意味の言葉があるのでしょうか。
彼らは食事の前後に何を言うの???
早速レッツゴー!!
スペイン語で「いただきます」は?
実はスペインでは、日本語の「いただきます」のように食事の前に絶対に言わないといけない言葉はありません。
現代の家庭では、席に着いたら無言で食べ始めることもしばしば。
それでも何か言いたいときは、以下の言葉を使います。
Amén.
アーメン

一部の伝統的なキリスト教徒の家庭では、食事の前に神に祈りを捧げ、「アーメン」と締める人もいます。
しかし無宗教の人が多い現代のスペインでは、このような言葉を言う人は少数派となってきました。
私が今まで会った中で「アーメン」と言っていたのは、留学中のホストファミリーのおばあちゃんとその孫だけ。
食事の度に手を合わせ、食べ物を恵んでくれる神へ感謝の意を表していました。
¡Salud!
サル―!(乾杯)

昼でも夜でも、食事にお酒が出ている場合、高確率で乾杯の音頭がとられます。
コップ型のグラスやビールのジョッキなら、グラス同士を勢いよくぶつけて音を鳴らして。
ワイングラスの場合は割れやすいので、相手に向かってグラスを傾けるだけにしましょう。

「Salud」はもともと「健康」と言う意味の名詞だよ
Chin chin.
チンチン(乾杯)

「Salud」と全く同じタイミングで使われるのが「Chin chin」
日本人的にはその発音から言うのがちょっと恥ずかしいですよね(笑)
スペイン人の中には日本語で「チンチン」が何を意味するのか知っている人も多いので、気を使って「Salud」を使ってくれる場合もあります。

あえて「Chin chin」を使ってくる人もいるけどね…(笑)
¡Qué rico!
ケ リコ!

直訳すると「美味しい!」
スペイン語では、食べる前であってもフライングで「美味しい!」と連発します。
美味しそうな見た目や匂いから、食べなくてももう美味しいことなんてわかっている、という意味。
日本語の「いただきます」に直接値する言葉ではないですが、料理を作った人に感謝する目的でよく使われます。
Tiene buena pinta.
ティエネ ブエナ ピンタ

直訳すると、「おいしそうな見た目を持っている」
日本語の感覚からすると、なんとなく「¡Qué rico!」よりも食べる前に言いやすいですよね。
料理を沢山ほめて、楽しく食事をしましょう!
スペイン語で「召し上がれ」は?
日本語の「いただきます」と同じタイミングで使われる言葉として、「召し上がれ」があります。
ウェイターや通りがかりの人が、これから食事をしようとする人に向かって言ったり、一緒に食事をする人同士でかけられる言葉です。
「乾杯」はお酒が出ている食事限定で使われるのに対し、「召し上がれ」は朝ごはんやおやつなど、食べ物がある場面ならいつでも使うことが出来る万能フレーズです。
Buen provecho.
ブエン プロベチョ

「provecho」は「楽しむ」と言う意味の動詞「Aprovechar」から来ています。
直訳すると、「食事を楽しんでね!」ということ。
自分が誰かに食事を振舞う時や、友達と一緒に何かを食べるときによく使います。

ご飯を食べているときに通りがかりのルームメイトによく言われたよ
¡Qué aproveche!
ケ アプロベチェ!

先ほどの「Buen provecho」と同じく、「召し上がれ」の意味で使われるフレーズ。
直訳すると、「料理を楽しみますように!」
レストランでウェイターさんからよく言ってもらえます。
Bon appétit.
ボン アペティ

「Buen provecho」のイタリア語版。
数か国と隣接するスペインでは、しょっちゅうイタリア語も登場します。
現地の人からすると、イタリア語の方が若干お洒落に聞こえるそう。
一緒に食卓を囲む友達同士で使ってみて。

日本人がちょくちょく英語を使うのと同じ!
スペイン語で「ごちそうさま」は?
「いただきます」と同様、スペイン語には「ごちそうさま」に直接あたる言葉はありません。
しかし、レストランでウェイターに料理の味を聞かれた時や、知り合いに料理を作ってもらったときなどは、以下の言葉をかけるのがマナーです。
Todo bien.
トド ビエン

直訳すると「全て良いです」
レストランで食事をすると、終盤に必ずウェイターに料理の味に問題がなかったか聞かれます。
そんな時は「Todo bien.」と言ってみて。
一緒に「Me ha gustado mucho.(とても気に入った)」と伝えると、さらに喜んでもらえること間違いなし!
Gracias por cocinar.
グラシアス ポル コシナール

料理の作り手に感謝するならこの一言!
直訳すると「料理をしてくれてありがとう」
友達の手料理を食べた時には、必ず感謝の意味を込めて言っておきたいですね。

家族の間でもしばしば使われるよ
Ha sido muy rico.
ア シド ムイ リコ

直訳すると「めっちゃ美味しかった」
料理を食べきって、ひとしきりおしゃべりを楽しんだら必ず出てくるのがこの言葉。
「美味しかったね」と言い合うことで、楽しい雰囲気で食事を終わらせることが出来ます。
レストランでも、パーティーでも、どこでも使うことが出来ます。
まとめ
スペイン語で「いただきます」と「ごちそうさま」の言い方を紹介しました!
実はスペインではこれらの言葉に直接あたるフレーズはないのですが、似たような言葉を食事の前後に言う習慣があります。
うまく使い分けて、ネイティブとの食事を楽しんでくださいね!
このサイトでは、日常生活に役立つリアルなスペイン語フレーズを紹介しています♪
是非他の記事も読んでみてくださいね!
ではでは、また会いましょう!Chao!
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