¡Hola!
スペイン語大好きガール、Chica.(@Chica_espana0)です!
今日は留学して最初に躓いたフレーズ、そう、
「頑張って!の表現」について教えちゃうわよ!
簡単そうで意外と難しいこの表現。
そもそも事の発端はスペインで参加したIntercambio(インテルカンビオ:言語交流会)。
当時はスペイン語習いたての筆者、初めて会った人にふと「頑張って」と声をかけようと思ったら、なんて言ったらいいのか分からない…!

しかも調べてみたら表現が多すぎて、それぞれのフレーズの違いが分からない!
というわけで、スペイン人夫や現地の友達の力を借りて大調査を行いました!
・「頑張って」の言い方
・それぞれの使うタイミングと意味の違い
早速行ってみよー!
スペイン語で「頑張って!」
Ánimo.
相手が何か難しいことをするとき

「Ánimo」は「魂」や「気分」を表す名詞。
シチュエーションや意味合いなど、日本語の「頑張って」に一番近い感覚で使われます。
英語で言う「Go for it!」に当たります。

現実の会話では「Mucho ánimo, ○○(名前)!」という感じで使うことが多いよ。
Anímate.
相手が悲しんでいるとき


あれ?さっきのÁnimo.に似てるよ
そうなんです。
Anímate.はÁnimoから派生した再帰動詞「animarse(元気づける)」の命令形なのです。
Ánimo. とAnímate.の大きな違いは、使うタイミング。
Ánimo.が主にポジティブな状況で使われる中、
Anímate.は主に相手が落ち込んでいるときに「元気出して」という意味合いで使われます。
Buena suerte.
何かに挑戦するとき/出発前の別れの挨拶

スペインで頻出のこの表現。
日本語でまさに「グッドラック(幸運を祈る)!」というタイミングで使われます。
試験や面接の前、旅立ちの日、新しい環境で頑張るときなどによく耳にしますね。
「Mucha suerte.」や「Qué tengas suerte.」も同じ意味。
セビージャに旅行中、馬車の隣に落ちていた巨大な馬のフンを踏んでしまった私。必死にフォローする旅行仲間。それを見ていたおじいさんが大声で「¡¡Buena suerte!!」と言ってくれました(笑)
Que te vaya bien.
何かに挑戦するとき/誕生日

訳は「うまくいきますように」
使うタイミングは「Buena suerte」と同じ。
さらに誕生日や特別な日に「いい日になりますように」という意味でも使われたりします。

「全てがうまくいきますように」は「Que te vaya bien en todo.」だよ
Venga vamos.
士気を上げるとき/急かすとき

イメージ的には「いくぞ!!!」ですね。
よくスポーツなどで観客やグループのリーダーが、メンバーに向かって言ったりします。
サッカーの観客が「¡Vamos!(いけー!)」と叫んだりもしますね。
あとは、お母さんが子供に「早くしなさい」と急かすときにもよく使われます。
私の大好きな映画、「Ocho apellidos catalanes」のワンシーンで、大勢の結婚式参列者を会場に押し込めるときにこのフレーズが登場します。
Arriba
士気を上げるとき

日本語で「上」を意味する副詞「arriba」
「Venga vamos.」のように全体のテンションを上げるときに使われます。
日本語に訳すと「いけー!頑張れー!」という感じですね。

スポーツの解説者が「¡¡¡Japón arriba!!!」と言ったりするよ
最後にちょっと豆知識
「頑張って」の直訳で使われがちなのが「Esfuérzate.」
「努力する」という意味の再帰動詞「esforzarse」の命令形。
会話上では「目標に向かってこつこつ頑張りなさい」というアドバイスのニュアンスで使われます。
例:Si lo quieres, trabaja y esfuérzate mucho.
まとめ
いかがでしょうか。
日本語の「頑張れ」はいつでも、誰にでも使える万能な言葉なだけあって、外国語に訳すのが難しかったりします。
ですが今日紹介したフレーズさえ覚えていれば、大抵の場面で応援することができるはず!
是非活用してよりcoloquial(口語的)なスペイン語会話を楽しんでみてくださいね!
ではでは、Chao!
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