¡Hola!
外国語が大好きなチカ(@Chica_espana0)です!

今日のテーマは「効率的にスペイン語単語を覚える方法」
スペイン語を勉強するにあたって、ぶち当たる壁が「単語の暗記」
とっても地味な作業で、暗記が苦手な人には苦痛な時間かもしれません。
しかし工夫次第で、とっても効率的に素早く単語を覚えられるようになります!
今日は外国語大学出身の筆者が、おすすめのスペイン語単語暗記法を紹介していきます♪
早速レッツゴー!!
単語を覚える重要性
単語の暗記は外国語学習の要。
文法はぐちゃぐちゃでも通じますが、単語はそもそも知らないと会話すらできません。
特に将来ビジネスや翻訳系でスペイン語を使う予定の人は、覚える単語は盛りだくさん!
レベルごとに必要な単語数
「universe of Memory」によると、全ての言語の各レベルで必要な単語数は以下の通り。
レベル | 必要な単語数 |
---|---|
A1 | 500 |
A2 | 1000 |
B1 | 2000 |
B2 | 4000 |
C1 | 8000 |
C2 | 16000 |

単語帳大手「キクタン」のスペイン語版も、大体この表に則った語数を収録しているよね
この表を見る限り、初心者であっても最低500単語は覚えなければいけません。
しかし実際に日常会話をするとなると少なくともB2、ビジネスで使うならC1以上無ければコミュニケーションが難しいのが現実。
目標次第では何千もの単語を覚えなければいけないのです。
15000語覚えた結果
筆者が頑張って単語を勉強してきた結果を公開してみます。
私が単語帳を本格的に活用し始めたのは高校3年生の時。
外国語大学の受験に向けて、毎日10時間近く英語を勉強していました。
当時は「システム英単語」という単語帳を使い、これから紹介する方法でひたすら単語の暗記を繰り返しました。
外国語大学受験に必要とされる英単語数は「約5000語」、さらにNZワーキングホリデー中に覚えた「約2000語」、そしてスペイン語で「8000語」
約6年かけて2か国語、15000語を覚えました。
結果はTOEIC835点、DELEC1レベルまで上達。
まだまだどちらの言語も勉強途中ですが、1年以内にあと10000語は覚えたいです。

覚えた単語数が語学力に比例するのを実感しているよ
効率的なスペイン語単語の覚え方
それでは早速おすすめの単語の覚え方を紹介していきましょう♪
目標を決める
何事も始める前に、まずは目標を決めること!
「いつまでに」「何のために」「どれくらいのレベルまで」スペイン語を勉強したいのか。
目標を決めたら紙に書いて、テレビの上や勉強机に張り付けましょう!
覚えたい単語の語数
レベル | 必要な単語数 |
---|---|
A1 | 500 |
A2 | 1000 |
B1 | 2000 |
B2 | 4000 |
C1 | 8000 |
C2 | 16000 |
先ほどの単語数とレベルの早見表を参照しながら、目標に向かって何語覚えるべきか明確にしましょう!

ゴールが見えている方が、計画も立てやすいよ
お気に入りの単語帳を見つける
単語を覚えるにあたって、欠かせないのが単語帳。
実は書籍によって、「CD」「例文」「イラスト」「単語数」等、得意とする分野がはっきり分かれています。
単語暗記マニアとして、それぞれの強みごとにおすすめの単語帳を独自目線で選んでみました。
是非自分の勉強スタイルにあいそうなお気に入りの一冊を見つけてみてくださいね!

単語帳は1冊で十分!沢山あると手を付けにくくなるよ
ちなみに私が今一押しの単語帳は、NHK出版のCDブック これなら覚えられる! スペイン語単語帳です。
例文とCD付きで、これから紹介する勉強法にも理想的な単語帳です。
単語帳のおすすめの使い方
さて、単語帳を用意したら早速おすすめの使い方を紹介!
一週間同じページを繰り返し読む
10ページ(50単語)ごとに分けて、1週間繰り返し読む。
毎日同じ部分を読むことで、暗記が苦手な人でも記憶に残りやすくなります。
10ページだけなら、忙しくても通学中や昼休み、夜寝る前にさっと読むことが出来るのでストレスも少ないです。

少ない量から気楽に始めよ♪
例文も丸々覚える
例文は前置詞、冠詞、活用、定型表現の宝庫!!!
特に前置詞は、留学先の先生曰く「留学生が接続法よりも間違えやすい」ほど地味に難関。
せっかくなら単語帳に収録されている例文も暗記して、効率よく正確なスペイン語を身に付けましょう!

「salir de」「olvidarse de」「a la vuelta」…地味に前置詞の暗記も大変
CDを活用する
参考書に付いているCD、家の中で眠ってはいませんか?
実は単語帳のCDほどスペイン語習得にぴったりのコンテンツはありません。
作業中や通勤、昼休み、待ち合わせの隙間時間などに10分程度聞くだけでもOK!
寝る前の子守唄代わりにまとめて長時間聞くのもOK!
とにかく音楽のように脳内に染み込ませれば、意識しなくても口ずさめるようになります。

1週間もすればCDの例文をそのまま自分の言葉として話せるようになるよ
身の回りのものに付箋で名前を書く
ドアに「la puerta」、テレビに「la tele」、パソコンに「el ordenador」…
ちょっと面倒に聞こえますが、毎日目にする場所にスペイン語を忍び込ませるだけで、すぐに暗記できるようになります。
名詞を書くときは、冠詞も一緒に書くことを忘れずに!
「la tele」「el agua」「el microondas」「la ropa(常に単数)」等、身の回りの物に限って不規則な冠詞や用法を備えていることも。
私はこの付箋作戦に加え、部屋の目立つ場所にスペイン語の数字一覧表を貼っていました。

女性か男性かで付箋の色を分けるのもおすすめだよ
スマホの言語をスペイン語に設定する
実はこれ、外国語大学のクラスメートの80%以上が実践していた方法。
毎日目にするものだからこそ、スペイン語に設定するだけで半強制的に単語を暗記できます。
私はこの方法のお蔭で「borrador(メールの下書き)」「eliminar(削除)」「archivos(ファイル)」等の単語を覚えることが出来ました。
スマホに登場する単語は単語帳に載っていないものも多く、その割には日常生活でよく目にするので試す価値大です!

設定する前に、万が一のために日本語に戻す方法もメモしておいてね
毎日必ずアウトプットする
単語帳で一通り暗記したら、覚えた単語をアウトプットしてみましょう。
実は外国語学習の場合、インプットするだけでは勉強としては不十分。
毎日勉強終わりに10分程度でいいので、「自分の言葉で自分を表現する練習」をしてみましょう。

なぜなら言語は「自分が」使いこなせてなんぼだからね♪
覚えた単語で日記を書く
1単語でも覚えたら、それを使って短い文章を書いてみる。
日記専用のノートに毎日書いて、記録として残してみましょう♪
この時おすすめの方法が、「まずは日本語で書いてからそれをスペイン語に直す」という方法。
特に初心者は知っている単語が少ない分、いきなりスペイン語で書こうとすると単純な文章ばかりになってしまいがち。
ちょっと複雑な日本語の文をスペイン語に翻訳するのを繰り返すだけで、かなり力が付きます。

1年後に日記を見返すと自分の成長具合に感動するよ
声に出して確認する
スピーキングの練習にもぴったりなのが「とにかく覚えた単語を声に出す」という動作。
暗記中に声に出してもいいし、勉強が終わった後テレビから流れてくる日本語を知っているスペイン語に翻訳するだけでもいいです。
全身のあらゆる部位を使った方が記憶に残りやすいんだとか。
私は初心者の頃、自分が「今」している動作をいちいちスペイン語で一人解説していました。
「今、チカが冷蔵庫を開けました!!」「さっき作ったみそ汁は100点の出来栄え!おめでとう!」のような感じです。
(文章に起こすとシュールだな…笑)
自分で積極的に声に出すことで発音がグン!!とよくなるし、暗記もはかどるし、やらない手はありません!

会話が上手い留学仲間は、わざと外国語で独り言を言う人が多かったよ
効率的なスペイン語単語の覚え方
まとめ
効率的なスペイン語単語の覚え方をまとめてみました。
ポイントは、「目標を明確にすること」「単語帳を駆使すること」「積極的にアウトプットすること」!
とにかくいろんな方法を使って、日常生活をスペイン語で一杯にしていきましょう!
これからスペイン語を勉強する人にとって、少しでも役に立てれば嬉しいです。
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是非他の記事も見てみてくださいね♪
ではではまた会いましょう、Chao!
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