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【ぶどうだけじゃない】スペインで定番の年越しイベントを紹介!

¡Hola!

年越しの瞬間を全力で楽しむチカ(@Chica_espana0)です!

チカのアイコン画像チカ

今日のテーマは「スペインの年越し定番イベント」



スペインの年越しといえば、「12粒のぶどうを食べる」ことが有名ですよね。

しかし意外と現地では様々なイベントがあります。

今日はその中でも特に定番のものを紹介していきます♪

早速レッツゴー!!



目次

スペインの年越し伝統行事

スペインの年越し伝統行事といえば、新年の鐘の音に合わせて食べる12粒のぶどう!!

毎年マドリードの中心地、Puerta del solの鐘の様子が全国に放送され、家族と一緒にこれを見るのが一般的な年越し風景。

都心に住む人の中には、実際に広場まで行って鐘の目の前でぶどうを食べることもあります。

(Puerta del sol年越しカウントダウンの参加方法はこちら!)



Puerta del solの鐘は年越しの瞬間に12回鳴らされます。

その鐘の音に合わせて12粒のぶどうを食べるのです。



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先に4回の鐘が鳴ってから12回のカウントが始まるよ



スペインの家庭では、テレビ越しにこの映像を見ながらぶどうを食べます。

実際の年越しホームパーティーの様子がこちら。



こちらはスペイン語圏で最も有名な年越しホームビデオ。

鐘が進むにつれて、ぶどうを床に落としたり、鐘を無視してマイペースで食べる人がいたりと混乱していますね(笑)

こんな感じで年越しの瞬間は、家族全員でテレビを見ながら過ごします。

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日本で大晦日に年越しそばを食べるのと似てるね!





なぜ12粒のぶどうを食べるの?

ナショナルジオグラフィックによると、年越しの瞬間に12粒のぶどうを食べる習慣の由来には2つの説があります。

1882年にマドリード人が始めた説

当時すでに上流階級の間では、大晦日の夕食時に12粒のぶどうを食べる習慣がありました。

そんな中、1882年の大晦日、Puerta del solに集まって鐘の音に合わせてぶどうを食べる人が出現すると、自然と習慣として根付いたとか。

1909年にぶどうが豊作過ぎた説

1909年は歴史に残るぶどうの豊作年でした。

沢山採れたら採れたで困るもの。

大量に余ったぶどうをどうにかして別の販路で販売すべく、ぶどう農家たちは「幸運のぶどう」と称して売り始めました。

これが転じて年越しの一大イベントとして定着したとも言われています。


他の年越し定番イベント

実は、スペインの年越しイベントは「ぶどう」だけではありません。

他にも個性豊かな伝統がいくつかあります。

赤い下着を身に付ける

幸運をもたらすと言われているのが「年越しに赤い下着を身に付ける」こと!

元々は中国やベトナムで「活力の源の色」である黄色や赤の下着を身に付ける習慣があり、のちにスペインに伝わったとされています。

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年末は下着屋さん売り場が真っ赤の下着で埋まるよ(笑)



靴の中にお金を入れる

年越しの瞬間にお札を右足の靴の中に入れておくと、お金が増えるおまじないになります。

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100€札入れたらめっちゃご利益ありそう!





カバ(スパークリングワイン)で手洗い

カバ(CAVA)とは、スペインのスパークリングワインのこと!

カバと砂糖で手を洗うと、その年お金に困らなくなるんだとか。

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カバは飲む方が好き…(笑)





白、赤、緑のろうそくを灯す

恋愛の成就に効くとされているのが、白、赤、緑のろうそくに火をつけ、溶けてなくなるまでそのままにすること!

白は計画の実現、赤は愛と情熱、緑は健康を意味します。

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クリスマスカラーだ!





ラテンアメリカの習慣は?

12時に12粒のぶどうを食べる

実は年越しの瞬間に12粒のぶどうを食べる国はスペインだけではありません。

メキシコをはじめとするラテンアメリカのスペイン語圏でも、20世紀以降この習慣が定着しました。

新しく始まる1年間=12か月間を幸せに過ごせることを祈いながら食べます。

歴史的理由からスペインと共通の習慣を沢山持つラテンアメリカですが、実は「12粒のぶどう」以外にもいくつかの年越しの伝統文化があります。



人形「Año Viejo」を焼く

BBC

コロンビア、エクアドル、ペルー、ベネズエラなどで見られる習慣。

家族や友人、隣人と集まり、「その年の厄の象徴」として人形を作り燃やします。

手作りの人形を燃やすこと自体はスペインでもよくありますよね!(バレンシアの火祭り等)

近年では治安や環境保護の観点からこの伝統行事を禁止している自治体も多く、ラテンアメリカの一部の地域では罰金や禁固刑を言い渡されることもあるようです。

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確かに家の近所でめっちゃ燃やしてたら怖いかも





7つの波を飛び越える

「大晦日の夜中に海まで行き、年越しの瞬間に7つの願い事をしながら7つの波を飛び越える」

これはカリブ海の国々やブラジルで特によくみられる習慣です。

「7」はブラジルではスピリチュアルな数字とされており、習慣自体の起源はアフリカまでさかのぼります。

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ラッキーセブン!!縁起が良さそう





スペインで定番の年越しイベント
まとめ

スペインで定番の年越しイベントを紹介してみました!

やっぱり一番有名なのは「12粒のぶどう」!!!

現地ではこの日の為だけに様々なタイプのぶどうが売りに出されるほどの人気ぶりです。

他にも、地域や年代によって「赤い下着を着る」「靴にお金を入れる」「手作り人形を燃やす」など様々な習慣があります。

もし年末年始にスペインに滞在する場合は、是非直接Puerta del solに行って鐘を聞いてみてくださいね!

ではではまた会いましょう、Chao!

参照元:BBCナショナルジオグラフィック

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