公式LINEスタンプが出来ました!詳しくはこちら

【国内でスペイン語を使う仕事まとめ】職種・業種ごとに求人を紹介!

¡Hola!

スペイン語関連の業務経験があるチカ(@Chica_espana0)です!

チカのアイコン画像チカ

今日のテーマは「国内でスペイン語を使う仕事まとめ」



スペイン語を学んだことがある人なら、誰もが一度は「スペイン語を仕事で活かしてみたい」と思うのではないでしょうか。

日本国内だと、一体どんな仕事があるのか。

どんなレベルが必要で、どこで仕事をゲットできるのか。

定番の職種から、意外と知られていないものまで幅広くまとめていきます♪

早速レッツゴー!!



目次

スペイン語就職に必要な語学レベル

まずは就職にあたり必要となるスペイン語レベルの紹介から!

一般的な求人を見ていると、大体B2以上のスペイン語レベルを採用基準としている企業が多いです。

しかし実際は、業種や企業によって求められる語学レベルの幅がかなり広いのが現実。

例えば、一言に「スペイン語教師」と言ってみても、「ネイティブしか採用しない企業」、「B2以上であれば採用基準内とする企業」、「スペイン語に関する研究分野で大学院以上の学歴を要する企業」など様々。

逆に専門性が高そうに見える職種でも、実際に業務にあたってみると「はじめはB1レベルしかなくても入社後に猛勉強すれば何とかなる」こともあります。

(私が経験した企業法務のスペイン語契約書作成業務はどちらかというとこのパターンでした)

とは言っても、どんな業種であれできるだけ高いスペイン語力と、それを証明する資格がある方が、就活の際他の応募者よりも有利に立ちやすいです。

チカのアイコン画像チカ

要求されるスペイン語レベルは求人ごとにチェックしよう!





日本国内でスペイン語を使う仕事

必要となるスペイン語レベルについておさらいしたところで、早速スペイン語を使う仕事を紹介していきましょう!

スペイン語教師

大学教授から高校教師、はたまた語学教室まで。

「日本人に向けてスペイン語を教える」お仕事です。

一般的に大学で勤務する場合、大学院以上の学歴と教師としての経験を求められることが多く、一つの求人に対し希望者が殺到することも珍しくありません。

高校は、地域によっては第2外国語としてスペイン語を選択でき、タイミングが合えば教師を募集していることも。

語学教室は求人数が最も多く、大学や高校に比べ経験や資格が少なくても比較的挑戦しやすいです。

チカのアイコン画像チカ

「教える」ことが好きな人におすすめ!





スペイン語圏を相手にする海外営業

「外国語で営業」と聞くと海外勤務を想像しがちですが、実は日本国内にいながら海外の企業と取引することも多いのが営業職。

特にスペイン語圏に支社がある企業、スペイン語圏から原料・製品を輸入している企業では、スペイン語を話せる前提で募集していることも珍しくありません。

しかし、基本的な取引や会議では社内どの部署でも理解できるよう、英語で行われることもあるため、「英語+スペイン語」の語学力がある方が安心です。

業種としては、自動車系、アパレル系、輸入食品系などの商社やメーカーでの求人が多いです。



スペイン語圏を相手にする貿易事務

事務系の仕事に興味がある人におすすめなのが貿易事務。

海外営業同様、基本的には英語力が求められますが、企業や部署によっては業務でスペイン語を活かせることも。

応募にあたり、TOEICや「貿易実務検定」等の資格を持っているとアピールポイントになります。

どんな仕事でもそうですが、社内で「スペイン語ができる」と連呼していると、思いもしない内容のスペイン語系業務を担当させてもらえることがあります。

チカのアイコン画像チカ

私は貿易実務検定3級を持っているよ





スペイン語翻訳・通訳

取引先との商談、工場、ゲーム関係、字幕、書籍など様々な分野で活躍するのが「翻訳・通訳」

業界によって全く異なる語彙や専門知識が必要となるため、「スペイン語+α」の知識がある人におすすめのお仕事です。

通訳の経験が無い私でも、「法廷通訳ハンドブック 実践編 スペイン語」とか、「通訳案内士スペイン語過去問解説」とか、通訳用のスペイン語書籍を見ているだけでも楽しい。

チカのアイコン画像チカ

通訳では語学力だけでなく、高いコミュニケーション能力も求められるよ





企業法務(スペイン語契約書等)

あまり聞きなれないニッチなお仕事が、「企業法務」

会社によっては管理部門に「法務部」を置き、契約書のチェックや海外の知的財産などの法的業務を専門的に行うことがあります。

この際、基本となるのは日本語または英語ですが、企業によってはスペイン語圏の企業とスペイン語の契約書を結ぶことも。

これらの内容をチェックするのも、法務部の役割になることがあります。

実際に私が法務部にいたころは、スペイン語圏の取引先と結んだスペイン語契約書の内容をチェックし、場合によっては修正を掛けたりしていました。

しかし残念ながら、スペイン語を使った法務はあまりにもニッチなため、求人にはほとんど出てきません。(そもそも法務部が少しマイナーな部署なので…)

私がどのようにこの仕事を任されるようになったのかや、詳しい仕事内容はこちらの記事で紹介しています。





在宅ワーク系

スペイン語を使った仕事に少しでもいいから挑戦してみたい!

副業として空き時間を活かしたい!!

そんな人におすすめなのが、スペイン語を使った在宅ワーク。

一言で在宅ワークと言っても、リモート会議通訳、取扱書の翻訳、スペイン語講師など内容は様々。

将来的にフリーランスとして独立したい人は必見です。





外務省専門職

外務省専門職は、外務省本省や各国在外公館(大使館)に勤務し、広報活動や在留邦人などの保護を行う国家公務員。

将来大使や幹部を目指す外務省総合職とは異なり、専門職は外国語や地域文化のエキスパートとして、専門的な語学力が求められます。

試験では一般教養のほか、外国語試験が実施され、この外国語試験はスペイン語でも受験可能。

合格率はあらゆる資格の中でもかなり低い方ですが、年齢条件を満たしていれば学歴に関係なく挑戦できるところが魅力的です。

合格後は日本国内やスペイン語圏だけでなく、あらゆる国で勤務できる可能性が広がっています。

チカのアイコン画像チカ

試験に挑戦してみるだけでも多くの学びがあるはず!





警察官 語学採用

「語学採用」とは、語学を活かした業務に従事する警察官の採用区分。

具体的な業務としては、「犯罪捜査における外国人の事情聴取・取り調べの翻訳」「交番で外国語を使った地理案内」「パンフレットなどの翻訳」が挙げられます。

「教養試験」「論文試験」「専門試験」に加え、口述試験などを含む「第二試験」が試験内容となり、採用後は警察官として様々な研修を受けることになります。

求人がある場合、各地域の警察署HPで確認できます。

チカのアイコン画像チカ

スペイン語だけでなく、中国語、ポルトガル語などでも募集されているよ!





スペイン語の声優・ナレーター

「そんな仕事もあるの?!」と驚くのがスペイン語の声優・ナレーター。

観光PR、施設案内、企業PV、ドラマ、アニメ等様々な分野で「スペイン語音声」を提供するお仕事です。

フリーランスとしてエージェントに登録したり、声優タレント事務所に所属することで仕事を探す人もいるようです。

ネイティブレベルの発音が出来て、かつ声優としてのキャリアに興味がある人なら是非挑戦してみたい業界。

チカのアイコン画像チカ

最近は外国語がペラペラの日本人声優も沢山いるよ





市民センターなどでの相談員

意外と求人が多いのが市民センターなどでの相談員。

地域に住むスペイン語圏出身の外国人に対して、生活上の相談などに対応するお仕事です。

派遣会社から求人を出していることが多く、高時給アルバイトとしても注目されています。

地域によっては市民センターだけでなく、外国人コミュニティやNPO団体でも活躍できることも。

私が所属していた外国語大学では、代々学生に受け継がれる地域コミュニティのアルバイトが人気でした。





DELEの試験官(examinador DELE)

そう、あの天下のスペイン語資格、DELEの試験官です。

いつもお世話になっております。

実は条件を満たせば、日本人でも、スペイン語を母語としなくても、ポジションに応募することが出来ます

日本でDELEを受験すると、日本人の方も働いているのを見かけますが、皆さんこの「examinador」に該当する方なのでしょうか。

しかし、「応募できる」とはいっても、採用基準はかなり厳しめ。

高い学歴、スペイン語教師としての経験、少なくともC1以上のスペイン語力、examinadorになるためのコースの受講などを満たし、かつポジションが空いている場合に応募の機会が与えられます。

チカのアイコン画像チカ

一度でいいから経験してみたいお仕事!





スペイン語系の求人に出会える場所

残念ながら、スペイン語系の求人は英語系に比べてかなり少ないのが現実。

しかし、諦めずに求人サイトを隅々まで見ていると、案外幅広い分野の仕事があったりします。

平均150万円収入アップが売りの営業系転職サービス。タイミングが合えば海外営業の求人を狙えるかも。

日本最大級のクラウドソーシングサービス。副業・在宅ワークをしたい人に。

DELEを実施している機関。中南米での現地勤務の求人が多いですが、たまに国内の求人もあり。

アルバイト、派遣系が多い印象。



Indeedなどの無料サイトのスペイン語系求人は、経験上最終的に派遣会社へ登録が必要なものが多いです。

ベンチャーセールスなどの紹介会社は登録しておくと、無料サイトに掲載されていない求人をたくさん紹介してもらえます。

(紹介会社の場合スペイン語系希望で登録しておくと、大抵ついでに英語系の求人情報も入ってきます笑)

Instituto Cervantesは求人自体をスペイン語で出していることも多く、給与や細かい条件は直接企業にコンタクトを取って確認するため、若干ハードルが高く感じるかもしれません。

クラウディアは副業、フリーランス向け。

スペイン語を使った在宅副業やおすすめサイトはこちらの記事で紹介しています。





日本国内でスペイン語を使う仕事まとめ

日本国内でスペイン語を使う仕事をまとめてみました。

会社員に限らず公務員やフリーランスなど、意外な形でスペイン語を活かすことが出来ます。

色んな求人をチェックして、是非理想の仕事に挑戦してみてくださいね♪

時間があったら外務省専門職の過去問に挑戦してみたいな、なんて考えているチカなのでした。

ではではまた会いましょう、Chao!

参照元:Instituto Cervantes愛知県警外務省

新卒未経験でスペイン語契約書を担当した話

DELEでC1を目指すなら

コメント

コメントする

目次
閉じる