¡Hola!
スペインの美容院で大失敗してブッダになったチカ(@Chica_espana0)です!

今日のテーマは「海外の美容院で失敗した話」
何年間も海外に住むと、避けては通れないのが「現地の美容院」
今日は私の実際に経験談と、海外の美容院で失敗しないコツを紹介してきます♪
早速レッツゴー!!!
海外の美容院は失敗しやすい?
そもそも、日本国内であっても思い通りの髪型にしてもらうのが難しいのが美容院。
海外だと、語学力に加え、使用する薬剤、予約システム、美の価値観が違ったりしてさらに難易度が上がります。

この「美の価値観の違い」でかなり左右されることがある
海外で美容院に行く際は、「髪を切れるなら何でもいい」「文化の違いを体験しに行く」というくらいの気持ちで行った方がいいかもしれません。

失敗する前提で挑もう
スペインの美容院で失敗した話
ブッダヘアになった
突然ですが「ブッダヘア」って意味、分かりますか?
要約すると、「ブッダのようにパンチの利いたショートヘア」です。私が名付けました。
スペインの美容院に行ったら、ブッダヘアになりました。
伝わっていますでしょうか。
まず当時の状況を説明します。
スペインに滞在して半年目、スペイン人が営む現地で評判の美容院に行きました。
既にショートボブくらいの長さでしたが、パリジェンヌのようなふんわりパーマをかけて欲しいと注文しました。
「パーマ」はスペイン語で、あらゆる単語帳曰く「permanente」と言います。
そう、「パーマネント」です。
当時日本では外国語大学の3年生、スペイン語レベルは中級程度で、特に日常会話で困ることはない程度の語学力。
難なく注文し、ワクワクしながら出来上がりを待っていました。
1時間後、見せられた仕上がりがコレ。



隣で髪を切っていたおばあちゃんには「Qué raro…(え…おかしくない…?)」と言われました。
さらに、スペインの美容院の特徴として、パーマやカラーをした後は別料金を支払わない限り濡れたまま家に帰らされます。
ブッダヘアにされた挙句、ビッショビショなまま外に放り出されるなんて…!!!
もう…もう…アタイ、日本に帰る!!!!!!
文字通り泣きながら家まで歩きました。

この日から半年間髪をとかせなくなったヨ
Permanente=スパイラルパーマだった
家に帰ってルームメイトにことのいきさつを話したところ、どうやら私の注文方法に問題があったことに気づきました。
なんと、スペインでは「Permanente(パーマ)=スパイラルパーマ」とのこと。
通りで注文時の美容師さんの顔がこわばっていたんですね。
「El pelo rizado」と言って、現地ではよくある普通の髪型です。

日本人がよくやるあの「パーマヘア」は、スペイン語で「El pelo ondulado(波打った髪型)」らしいです。

みんな…!!!!!単語帳を鵜呑みにするなよ…!!!!!!!!
そんなこんなで翌日普通に学校に行ったのですが、日本人にはあえてスルーされ、韓国人には「何で?」と言われ、スペイン人には「ブッダ…?」と言われ散々な一日でした。
ちなみに今の夫とはこのブッダ期に知り合いました。

よくこんな私と付き合おうと思ってくれたな…(笑)
海外の美容院で失敗しない方法
日本人の美容師を探す
日本とワーホリ協定を結んでいる国は、特に日本人が経営する美容院が沢山あります。
ネットではなかなか出てこなくても、現地の日本人のつてを辿れば、出張美容師に出会えることも!
細かい要望を伝えたい場合は、近くに日本人系の美容院があるか確認してみるのがおすすめ。

残念ながらスペインでは少ないよ…(泣)
現地のアジア人に口コミを聞く
現地のことは、現地の人に聞くべし!!!
スペインにいた時は、現地の日本人や韓国人がおすすめの美容院を教えてくれ、そこなら失敗することなくカットしてもらえました。
アジア系の店員さんが多い美容院を試してみるのもいいかもしれません。
写真を見せ、具体的に注文する
言葉だけでは、絶対に失敗します。
まあ写真を見せても「なんかちゃう」仕上がりになることもありますが…(笑)
一番確実なのは、「写真を見せたうえで、具体的にどこを何センチ切ってほしいか注文する」こと。
「毛先だけ揃えてください」も、国によって5センチ以上切られることもあります。
具体的にどこを何センチ切ってほしいか注文しよう!!

これを意識したら成功率が上がった!
海外の美容院で失敗してよかった
近頃は失敗よりも成功の方が多いですが、スペインの美容院で大失敗しておいてよかったです。
理由は2つあります。
金髪にしたら現地でめちゃくちゃモテた
黒髪ショートにパンチパーマだからブッダと言われたわけで。
色を変えたらパリジェンヌまではいかなくても、アニーみたいに可愛くなるのでは?!?!
そう思った私は翌週、薬局でブリーチ剤を買いました。
もうしばらく美容院には行きたくない。
自分で…!!!自分で可愛い髪形にしてやる…!!!!
こんな感じになりました。

(ブッダより)悪くないのでは???
日本人には依然いじられたりしますが、金髪にしたことで急に現地の人にモテ始めました。
エレベーターに乗っていたら、知らないスペイン人に「私、あなたの髪型好きです…!」と言われたほど。
中国人の間で「Muñeca(お人形さん)」と呼ばれ、地域の有名人になったほど…!!!
人生で最初で最後のモテキが到来しました。
もしかしたら、金髪にしたことで今の夫にも恋愛対象に入れてもらえたのかもしれないですね(関係ない)
うん、悪くない!!!ありがとう、ブッダヘア!!!!
語彙力が上がった
失敗したことで、髪型に関する新しい語彙が沢山増えました。
「ゆるふわヘア」と「スパイラルパーマ」の違い、「髪を櫛でとくことが出来ない」の言い方、ブッダ感を抑えるために買った「ヘアバンド」の名前…。
逆にもしこれで「いい感じ」に仕上がっていたら、自分のスペイン語の間違いに気づかないまま過ごしていたかもしれないです。
そう思ったら、失敗も悪くない!!!うん!!そういうことにしよう!!!
いつか自分がスペイン語の単語帳編集に加わるときが来たら、「Permanente」に真っ赤な注釈を付けます。
海外の美容院で失敗した話 まとめ
海外(スペイン)の美容院で失敗した話を紹介してみました。
まさかブッダヘアになったことで結果モテキが到来するとは思いませんでしたが、それも含めて今では楽しい思い出です。
(実際はこれを記事にするまで3年かかりました笑)
美容院を制する者は、海外生活を制する!!!
ではではまた会いましょう、Chao!
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