¡Hola!
猫ちゃん大好き、チカ(@Chica_espana0)です!

今日のテーマは「スペインの猫カフェ」
最近日本でも大人気の猫カフェ。
なんとスペインでも何店舗かあることを知っていましたか?
今日は私の大のお気に入り、観光地が密集するアトーチャ駅近くの猫カフェ「La Gatoteca」の体験レポートと感想を紹介します!
ではでは、レッツゴー!!
「La Gatoteca」の場所

La Gatotecaは、スペインの首都、マドリードのアトーチャ駅のすぐ近くにあります。
アトーチャ駅といえば、駅構内に大きな植物園があり、「芸術の駅」「世界で最も美しい駅」という別名で世界的に有名。
さらにスペイン中を走る高速列車「AVE」のターミナル駅でもあり、毎日世界中から観光客が訪れる大人気スポットです。
駅の周辺にはスペインを代表する観光名所、プラド美術館、ソフィア王妃芸術センター、レティーロ公園などがあり、この記事を読んでくださっている方の中にも利用したことのある人が多いのでは。
そんなアトーチャ駅を出て、レティーロ公園とは反対側、アトーチャ通りを10分ほど下ったところにLa Gatotecaはあります。
なんとあのピカソの代表作、ゲルニカのあるソフィア王妃芸術センターの道を挟んだ向かい側!
しかも夜9時まで営業しているので、周辺での用事を済ませてからrenfeの電車の時間まで滞在する、なんてこともできます。

マドリード観光のついでに猫ちゃんで癒されるのもアリ!
お店の外観はこんな感じ。

グレーの壁に猫ちゃんのマーク、紫の看板が目印!!
早速入っていきましょう!
※2020年8月現在、入場には簡単な予約が必須です。後ほどご紹介する方法で事前に予約をしてから行くとスムーズです。
La Gatotecaの特徴
こんなにアクセスも良くて大人気のLa Gatotecaですが、なんとただの猫カフェではないのです!
特徴①保護猫カフェ
La Gatotecaは、保護猫の管理や募金活動を行う「ABRIGA」という団体が運営をしています。
カフェにいる猫ちゃん達はもともと、様々な事情で野良猫として暮らしていましたが、ABRIGAに保護された後、La Gatotecaの看板猫として第2の人生(猫生)を謳歌してしています。
猫カフェの入場料や飲み物代などの売り上げは、これらの猫ちゃん達のために使われます。

特徴②猫ちゃんが里親に出会える場
La Gatotecaで暮らす猫ちゃん達は、みんな新しい飼い主となる里親を探しています。
公式HPには随時、新しくLa Gatotecaに引き取られた猫ちゃん達が顔写真付きで紹介され、興味のある人は実際にカフェに行ってお互いの性格の相性などを確かめた後里親になることができます。
公式HPでは、これまで過去に新しい家族に引き取られた猫ちゃん達の写真も見ることができます。

特徴③オリジナルグッズが充実
カフェに一足踏み入れると、一番初めに猫関連グッズのお店があります。
ここではLa GatotecaオリジナルデザインのTシャツなどが売られていて、これらの売り上げもまた団体の維持費や猫ちゃんの日用品に使われます。
定期的にグッズの内容は変わりますが、私は個人的にTシャツが好きです。ロックテイストの猫イラストもあって可愛い。

特徴④良心的な価格設定
La Gatotecaは猫カフェの入場料を
Estancia mínima: 10min / 2,50€
A partir de ese tiempo, se incrementan 0,50€ por tramos de cinco minutos.
Bebida incluida en el precio.
と定めています。
日本語に訳すと、
最低滞在時間:10分/2.5ユーロ
それ以降は5分ごとに0.5ユーロ追加料金
……?!?!
安すぎないですか…?!?!
つまり、はじめの1時間は7.5ユーロ、その後は1時間につき6ユーロです。
しかも飲み物が1杯ついてくる!!!
首都のど真ん中とは思えない価格設定ですね。
これなら安心して長時間猫ちゃんと戯れることができます。
営業時間
現在、猫ちゃん達の衛生管理のため猫カフェは週3日のみ営業しています。
ショップは毎日朝から空いているので、時間があればお土産を覗きに行ってみてくださいね!
猫カフェ
金・土・日:16:00~21:00
ショップ
毎日11:00~21:00
体験レポート
気になるので実際に行ってみました!
予約方法
現在はカフェ内の人数調整のため、事前に公式HPで予約する必要があります。
予約は簡単。


「nombre」:名前、「apellidos」:苗字、「Teléfono」:電話番号、「Correo electrónico 」:メールアドレスを記入

12歳以下の子供と行く場合はその人数(一番上)、車いすなどの有無(上から2番目)、その他事前に知らせておきたいこと(上から3番目)を記入。すべてにチェックを入れ


予約の日になったら早速レッツゴー!
入店
入店してまず初めにカウンターで入場手続。
壁いっぱいに猫ちゃんの顔写真が貼ってあって、これまで膨大な保護活動が行われてきたんだなと実感します。
腕に紫色の紙バンドを付けたら、希望の飲み物を一つ注文します。

後は自由にカフェ内を歩き回って猫ちゃんと遊ぶだけ。
日本の猫カフェに比べて、La Gatotecaは非常に広い。
1Fには大きな部屋が2部屋(それぞれ15畳くらい?)と、2Fにはソファや本が置いてあってゆったりできる大きな部屋があります。
日本では、狭い部屋に猫ちゃんがいっぱいいるので、どこにいても身近に猫を感じることができますが、La Gatotecaはそうはいかない。

あまりにも部屋が広く、遊具も沢山あるので、こちらから探しに行かないとなかなか出会えない…(泣)
でも、その分猫ちゃん達はのびのびしていて本当に楽しそう。
階段を一人で駆け抜けて遊んでいる子や、他の猫と遊具で大乱闘している子、誰にも見つからない場所で昼寝をする子、人間の飲み物を狙っている子…
猫本来の姿が見られて、日本の猫カフェとはまた違う感じで楽しむことができました。

いや~~可愛かった
スペインはペットショップでの犬や猫の販売が法律で禁止されたりと、年々動物を保護する動きが高まっています。
La Gatotecaのような社会的活動がいろんな国でどんどん広がればいいな、と思いながら家路についたのでした。
いや~~猫可愛かった。(2回目)
まとめ
いかがでしょうか。
猫、可愛いですよね(3回目)
猫カフェで猫ちゃんと遊びながら、そのお金が間接的に猫ちゃんの保護や活動資金になるなんて、最高の仕組みです。
また機会があったら遊びに行きたいな~!
ではでは、CHAO!
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