¡Hola!
スペイン料理が大好きなChica(@Chica_espana0)です!

今日のテーマは「鶏肉のアヒージョのレシピ」
日本でよく食べられるアヒージョと、スペインの本場のアヒージョが少し違うって知っていましたか?
実は本場のアヒージョの方が、油が少な目でヘルシーかつ経済的!!
今日はスペイン人シェフに直接教わった、本格アヒージョのレシピを紹介します♪
早速レッツゴー!!
アヒージョとは
スペイン語でアヒージョは「ajillo」と書きます。
たまに日本のお店で「ahijo」と書いてあることがありますが、これだと「アイーホ」という発音になってしまうので注意。
語源は「ニンニクの」と言う意味の「al ajo」
あらゆる食材にニンニク風味を加えて炒める調理法の総称を指します。
つまり、アヒージョの主役はニンニクであって、油ではないのです。
スペインでは、鶏肉やエビ、ウサギ等様々なものがアヒージョにして食べられます。
全国のレストランだけでなく、家庭でもよく食べられる伝統の味です。

アヒージョのポイントはニンニクの風味!
日本のアヒージョとの違い
日本でもアヒージョは大人気ですよね。
スペイン料理専門店だけでなく、イタリアンレストランにも置いてあったりします。
私は日本のアヒージョも、スペインのアヒージョも、どちらも美味しくて大好きなのですが、実は二つのレシピに違いがあるって知っていましたか?
日本 | スペイン | |
---|---|---|
油 | 多い | 少ない |
唐辛子 | あり | 無し (エビには入れる) |
白ワイン | なし | あり |
ニンニク | みじん切り | そのまま |
などなど。
今回レシピを書くにあたり、スペイン人シェフに日本のアヒージョの印象を聞いてみたところ、「スペインのとは全然違う…」という反応が返ってきました。
本場の人からしたら、かなり違和感があるようです。
(特に油が多すぎてプールみたい、と言われたのは笑ってしまいました)
私たち日本人が海外のアボカド寿司フライをみて、「あれは寿司じゃねエ!!」と叫びたくなるのと同じでしょうか。そういうことでしょう。
(そう言いつつアボカド寿司フライは好きです)
ということで、今回は本場のスペイン人が胸を張って「これが本場の味でっせ!!!」と言えるレシピを紹介していきます♪
本格的な割には、フライパン1つで簡単に出来るので、ぜひ一緒に作ってみてくださいね!
アヒージョのレシピ
材料(2人前)

- 鶏肉400g
- ニンニク 5片
- 白ワイン 200ml
- ローリエ 1枚
- 塩 少々
- 胡椒 少々
- バジル 3振り
- オリーブオイル 大さじ3
(フライパンの底が隠れる程度)
作り方

鶏肉は一口大に切り、塩コショウを振っておく。
ニンニクは根元だけ切り、丸ごと使う。

フライパンの底が隠れる程度にオリーブオイルを入れ、ニンニクを炒める。
黄金色になったら一度ニンニクを出す。

先ほどニンニクを炒めた油で鶏肉を炒める。
焼き目が付いたら全ての材料を加える。

蓋をして20分蒸し焼きにする。

オリーブオイルがクリーム色になっていたら完成!
おすすめの食べ方

おすすめは何といっても固めのパンと一緒に食べること!
スペインではアヒージョのソースにパンを浸して食べるのが伝統的。
ニンニクの香りと鶏肉のコクが詰まったソースは、病みつきになるほどパンとの相性ばっちりです!

気づいたら一斤ぺろりと食べちゃった(笑)
お好みでジャガイモを入れても◎
スペインでは一般的に鶏肉だけでアヒージョを作るのですが、個人的にはジャガイモを入れてもおいしそうだと思いました。
その旨をシェフに伝えてみたところ、「それはスペインの味じゃない…」と再びしょんぼりしてしまったので、聞かなかったことにしてもらいました(笑)
確かに、逆の立場でスペイン人が寿司に豆腐を使おうとしていたら全力で止めると思うので、そういうことなのでしょう。
おすすめのオリーブオイル
今回はスペインで買ったイタリア産のオリーブオイルを使ってみました。
とっても美味しいのでもう一本買いたいのですが、残念ながら日本では売っていないようです。
しかもスペインではなくイタリア産なので、シェフに言うとまたしょんぼりさせてしまうかもしれません(笑)
個人的には、スペイン産かつ日本で手に入るオリーブオイルの中では、La Españolaが一番お手頃かつ程よいサイズです。
他にもおすすめオリーブオイルをまとめているので、是非見てみてくださいね!
まとめ
本場のアヒージョのレシピを紹介してみました!
ポイントは、最低限のオリーブオイルとたっぷりのワイン!
パンをたっぷり浸しながら食べてみてくださいね!
このサイトでは、他にも様々な本格スペイン料理のレシピを紹介しています。
是非見てみてくださいね!
ではでは、また会いましょう!
Chao!

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