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【経験あり】スペインでのスリ・置き引き実情と対策法!

¡Hola!

今まで何度もスペインでスリに遭遇したChica.(@Chica_espana0)です!

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今日のテーマは「スペインでのスリ対策」


世界的に見ると治安が良い方のスペインですが、実はスリ大国でもあります。

今日は筆者が実際に経験したスリの手口と、対策方法を紹介していきます!

早速レッツゴー!!



目次

スペインのスリ・置き引き



毎年発表される世界平和度指数によると、スペインは世界で38番目に安全な国とされています。(日本は9位)

ヨーロッパの中でも比較的治安は良い方ですが、スペインには「スリ大国」という裏の顔もあります。

スペインでの発生件数

スペインの「一般犯罪統計」によれば、2018年のスリ・置き引きなどの発生件数は705,249 件でした。

2019年の日本でのスリの認知件数が3,141件だったことを踏まえると、単純計算で日本の200倍。

いかにスペインでスリが多発しているかがわかると思います。

その中でも狙われやすいと言われているのがアジア人。

特に経済的に豊かであり、犯罪に対する警戒心の低い日本人は、犯罪者にとっては格好の餌食です。

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顔を見るなりすぐ狙われるよ



止まらない日本人の被害

在スペイン日本国大使館によると、スペインでは毎年 500 件前後の邦人被害が報告されています。

このうち、スリ・置き引きは約90%。

毎年450件程度のスリ被害が確認されていることになりますが、あくまでもこれは大使館が把握している件数。

実際に被害にあっている人の数は、これより何十倍も膨れあがると言われています。

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私のスペイン留学仲間は全員最低1回スリにあってたよ





実際のスリ・置き引き体験談



ここからは、毎年スペインに渡航している筆者と、私の知り合いが実際にスペインで遭遇したスリについて紹介します。

バルセロナの地下鉄で

初めてスペインを旅行した時のこと。

滞在最終日にホステルから空港へ行く地下鉄の中でスリにあいました。

地下鉄に乗車し、ドアの近くで立っていると、ヨーロッパ系の移民と思われるカップルに声をかけられました。

カップルの女性の方に英語で「あの~~○○ってどの駅ですか??」と聞かれ、ささっと答えても「え~~と…○○って…」とモゴモゴ話しかけられ続けていかにも怪しい感じ。

背後に違和感を覚えて振り返ると、カップルの男性の方が私の背負っていたリュックの中に手を入れていました。

幸運にも、貴重品は全て小さいほうの鞄に入れており、リュックには大量の空ペットボトルとバナナの皮しか入っていなかったので何も盗まれることがありませんでした。

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鞄を汚くしがちの自分に感謝



地下鉄でスリに気づくと、次の駅まで犯人の近くにいないといけない激気まずイベントが発生します。

私たちはなぜかお互い逃げることなく、静かに言い争いをしながら次の駅に到着するのをひたすら待つという謎時間を過ごしました(笑)

カップルからのスリはよくある手口。

知らない人に話しかけられた場合は背中を壁に付け、荷物を全て胸に抱えて対応しましょう。

鞄を汚くしておくと万が一の時に時間稼ぎになります(笑)


マドリードの路上で

スペイン人の友達3人と一緒にソルの近くを歩いていた時のこと。

普段は絶対にスマホは鞄の中にしまうのですが、その日だけはコートのポケットに入れていました。

左右を友達に挟まれて歩いていたところ、ポケットに違和感が。

なんと白昼堂々、男の人が後ろからポケットに手を入れていたのです。

一緒に居た友達が何とか追い払ってくれたのですが、彼らも慣れた様子でした。

スペイン人と一緒に居ても狙われる有様。恐ろしすぎます。

ネイティブといても、真っ昼間でも犯罪者はあなたを狙っています。

ポケットには絶対に貴重品を入れないこと。



地方のレストランで

日本人の友人がスペインのとあるレストランに行った時のこと。

料理が出てくるまでの間、ワイワイ会話を楽しんでいると、一人のお土産売りが来ました。

(スペインでは普通に席まで物を売りに来る人がいます)

大きなお盆に乗せられたブレスレットを見せられるも、友人が断ったためお土産売りは去っていきました。

しかし、気が付くとテーブルの上に置いておいたスマホがない!!!!

警察に届け出を出すも、盗られたスマホが見つかることはありませんでした。

スペインでは基本的に無くしたものは一生返ってきません。

テーブルの上に置かれた貴重品は、スペインではすぐに狙われます。

スマホも財布も絶対に出しっぱなしにしないこと。





スペインでのスリ・置き引き対策



在スペイン日本国大使館によると、町の規模に関わらず以下の場所でのスリ・置き引き被害が多いとのこと。

  • 公共交通機関の車内や構内
  • 観光地
  • ホテル・ロビー
  • 飲食店等
  • 路上
  • ブティック
  • スーパーマーケット等



要約すると、「家以外の全ての場所が危ない」ということですね!

怖くてもう外出できません。

しかし、きちんと対策をしておけば、被害を最小限に抑えることが出来ます。

早速おすすめの対策法を紹介していきましょう!

ショルダーバッグを使う

街中を歩く際は、基本的にショルダーバッグを使い、体の前にかけるようにしましょう。

リュックや口が空いたトートバックは、盗られても大丈夫な物だけ入れるようにして。

特にリュックは、開けられても全く気付かないので危険度が高いです。

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私の友達もよくリュックを開けられていたよ



長財布は絶対×

鞄の中でも存在感が大きく、開けるとお札が丸見えになる長財布はスペインには不向き。

ブランドのロゴが大きく書かれているものも控えた方がいいです。

個人的には、小さいポーチや巾着袋など「一見財布には見えないもの」にお金を入れおくのがおすすめです。

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ダミー財布の下に本物の財布を入れるのも効果的だよ



ポケットには何もいれない

ズボンの後ろはもちろん、ジャケットやコートなど、全てのポケットを空にするようにしましょう。

スリをする犯罪者は、ハンカチなどの小さいものでさえも気づいて狙ってきます。

散歩や買い物などのちょっとした散歩でも、財布は鞄に入れて持ち歩くのがおすすめ。

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田舎のスーパーで財布を盗まれた知り合いもいるよ



地下鉄の乗り方

マドリードもバルセロナも、地下鉄はスリの危険がいっぱい。

乗車する際は、扉から遠い場所に行き、背中を壁に付け鞄を胸に抱えるようにしましょう。

私が実際に地下鉄でスリにあったのも扉のすぐ近くでした。

さらに、海外のどんな交通機関でも言えることですが、車内で寝るのは絶対にNG!

スペインでは車内で寝る人は「無防備な人」という印象を与えるだけでなく、「マナーが悪い」と思われることが多いです。

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メキシコでは居眠りすると罰金される地域もあるよ



スリ・置き引き対策 おすすめグッズ

最大限に対策をしてスペインに行きたい人には、セキュリティーポーチがおすすめ。

パスポートやクレジットカードなどを入れ、服の下に着用することによって、盗難のリスクを大幅に減らすことが出来ます。

空港内や長時間の移動、観光地に行く際はもちろん、ホステルで寝ている間も肌身離さず身に付けておいた方がいいです。

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特にホステルでは鍵付きロッカーに入れておいても盗まれるよ



セキュリティーポーチなら価格も2000円程度とお手頃な物が多いので、気軽に試してみてほしい。

おすすめは、お手頃なのに高級感があるLiberFlyerのセキュリティーポーチ。

デザインがお洒落なので、服の上からでも着用できます。最高。




まとめ

スぺインでのスリの実態と対処法を紹介してみました。

ポイントは、貴重品はショルダーバッグかセキュリティーポーチに入れること!!

私は今までスペインで何度もスリに遭遇したことがありますが、幸運にも何も盗まれたことがありません。

その理由は、徹底的に対策をして町を歩いているから。

面倒だけどほんの少し工夫するだけで、大切なクレジットカードやパスポートを守ることが出来ます。

これからスペインに行く人は、是非対策をばっちりして楽しんできてくださいね♪

このサイトでは、スペインの現地情報やスペイン語、留学、国際恋愛等の情報を発信しています。

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ではでは、Chao!

参照元:外務省海外安全情報「スペイン」Institute for Economics & Peace

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