¡Hola!
スペイン人夫と結婚して日本で暮らしているChica.(@Chica_espana0)です!
国際結婚の手続きはとても複雑!
そこで、実際に私たちが経験した手続きをわかりやすいようにまとめて行きます♪
全6回のシリーズのうち、今回は第2弾!

テーマは「ステップ② 必要書類の取り寄せ」
これから結婚手続きや、配偶者ビザ申請をする人たちに向けて、2番目の重要なステップ、「必要書類の取り寄せ」の方法をまとめます!
「ステップ⓪手続きの流れまとめ」や「ステップ①情報収集」を見てからの方が、全体の流れをかなり詳しく把握できるので、そちらもチェックしてみてくださいね!
ちなみに、このシリーズでご紹介するのは、「日本でスペイン人と結婚する場合」です。
日本以外の国で結婚する人、スペイン人以外と結婚する人は全く違う手続きになるので要注意!
それでは早速レッツゴー!!!
「ステップ②必要書類の取り寄せ」の概要

「ステップ① 情報収集」ですべてのステップの最新情報を集めたら、ステップ②では、スペイン大使館に提出する必要書類を用意し、郵送します。
全ての書類を大使館に郵送し、審査が下りるまで次のステップ③には進めません。
この際日本人・スペイン人両方の母国の書類が必要になるのですが、既に夫婦が日本で同棲している場合、スペインで書類を受け取り日本に転送してくれる協力者が必要になります。
しかも、日本に郵送する過程で使う国際郵便は、とっても時間がかかるし紛失率が高い!!
私たちも既に日本で同棲をしていたので、スペイン人夫の書類集めに苦戦し、郵送過程でも一度紛失し、最終的に全部そろうまで3か月もかかってしまいました(泣)
なので、結婚を決意したらすぐにスペインの書類集めに取り掛かりましょう!
早速一緒に必要書類の種類をチェック!
必要書類の種類
必要書類の種類は以下のページで最新情報をチェック!
駐日スペイン大使館HP
「スペイン人と日本で結婚する」ために必要な書類の最新情報が載っています。
実際に大使館に提出する申請用紙(Solicitud dirigida al Juez Encargado del Registro Civil)も、ここからダウンロードできます。
以下に、上記ページの内容をまとめます。
必要書類まとめ
・結婚手続き申請用紙(Solicitud dirigida al Juez Encargado del Registro Civil)
・スペイン人がスペインから取り寄せる書類
-出生証明書(certificado de empadronamiento)
-住民票(certificado de nacimiento)
・日本人が日本で集める書類
-出生証明書
-住民票
-独身証明書
(住民票に未婚・既婚・離婚・死別等の記載がない場合)
・夫婦の身分証明書のコピー
※日本語の書類は全てスペイン語訳を作る(後ほど説明)
※夫婦どちらかに離婚歴があったり、死別者である場合は別途書類が必要なので「結婚の手続き」をチェック
書類を集めるうえでの注意
スペイン人がスペインから取り寄せる書類
出生証明書と住民票は、スペインの役所で発行。
この時注意するべき点は、「発行した書類をだれが受け取り、日本に郵送してくれるか」ということ。
私の夫の場合、スペインでは幼馴染とルームシェアをしており、スペインでの住民票の住所もそこにありました。
なので、夫が発行手続きをインターネット上で済ませた後、幼馴染に書類を受け取ってもらい、それをスペインの別の町に住む実家に郵送してもらい、実家の両親がまとめて日本に郵送しました。
この時点で2か月経過…
しかも、日本に郵送している最中に一度紛失しているので、もう一度同じ手順を繰り返す羽目に(泣)
念のために書類は多めに発行し、早めに送ってもらうのがおすすめです。
日本人が日本で集める書類
書類の発行自体は慣れているので大丈夫だと思います♪
ただし、既にパートナーと日本で同棲していて、住民票をまだ同棲先に移していない人は要注意!
大使館での手続きでは問題ありませんが、後ほど(ステップ⑤)で入国管理局に配偶ビザを申請する際、偽装結婚を疑われる可能性があります。
(ビザの申請には、同棲していることが大きなポイントになります。私たちは「同棲している」という申請内容と「妻の住民票だけ別の県にある」という事実のギャップのせいであらぬ疑いをかけられてしまいました泣)
私の場合まだ学生だったので、住民票は遠く離れた実家にありました。

今思えば、この時点で住民票を同棲先に移しておけばよかった…
同じような状況の人は、早めに住民票を同棲先に移し、スムーズに手続きを進めましょう♪
入国管理局で偽装結婚を疑われた具体的なエピソードや、原因、対処法は「ステップ⑥」を読んでみてくださいね!
スペイン語訳の作り方
スペイン大使館に書類を提出する際、日本語の書類すべてにスペイン語訳を付けないといけません。
特に指定の書式などはありませんが、原本と同じようなレイアウトで作成するとわかりやすいです。

見本を見てお分かりの通り、原本にはシンプルな単語しか出てきません。
翻訳はスペイン人パートナーと作業すれば一瞬で終わるので大丈夫です♪(多少誤字があっても多めに見てくれます笑)
エクセルなどで原本と同じような表を作り、そこにスペイン語訳を入れるだけで十分です。
見本として、私たちが実際に提出した資料の日本語訳を置いておくので、是非参考にしてみてください♪
(見本資料はステップ⑤で入国管理局に提出する結婚証明書の日本語訳です。氏名や住所などは適当なものに変えています)
書類の郵送先
書類は東京の六本木にあるスペイン大使館に書留で郵送するか、直接窓口に持参します。
駐日スペイン大使館
〒106-0032
東京都港区六本木1-3-29
※日本国内には数か所「名誉領事館」がありますが、国際結婚に関する手続きは全て東京の大使館が行います。
書類を郵送した後の流れ
この期間が終わるまで、領事面接の日程を決めることはできません。
領事面接の日程を、メールを通して決めます。
証人として、二人の関係をよく知る人物を連れて行きます。
スペイン大使館が書類を受け取り、内容を確認したらその旨が15日間掲示板に掲示されます。
その後大使館から夫婦のメールアドレスにメールが届き、領事面接の日程を提案されます。(通常このメールが届いてから2週間前後の日程で面接ができます)
つまり、全ての書類を郵送してから実際に面談ができるまで、1か月程度かかります。
年末年始やゴールデンウイークなどは、大使館が休みに入るのでさらに時間がかかります。
(私たちは年末年始にクリティカルヒットしてしまったので、1か月半ほどかかりました…)
大使館の営業カレンダーは[こちら]をチェックしてください♪
さらに、この領事面接では「証人」の立会いが必要になります。
書類を郵送した時点で、関東に住む夫婦の共通の知り合いに証人としての出席の依頼をしておくとスムーズ!
大使館での領事面接や、証人の立会いについての詳細は「ステップ③」を参照してくださいね!
まとめ
今回は「ステップ② 必要書類の取り寄せ」まとめでした!
スペイン人の書類は、取り寄せに1か月(私たちの場合は3ヵ月)はかかると見積もっておいてください♪
書類を郵送した後も気を抜けません。
東京での領事面接に向け、夫婦の共通の知り合いに証人としての出席を依頼しておきましょう♪
次回は「ステップ③ 大使館での手続き」を説明していきます!
面接当日の持ち物、面接での質問内容、大使館から受け取るべき証明書などを詳しくレクチャー♪
是非読んでみてくださいね!
ではでは、また会いましょう!
Chao!
※紹介しているのは2020年に手続きした時点の情報です。最新情報は必ず公的機関のHPをご覧ください♪
[…] ⓪手続きの全体像まとめ①情報収集②必要書類の取り寄せ③スペイン大使館で手続き④日本の役所で婚姻届を提出⑤入国管理局にて在留資格変更⑥晴れて配偶者ビザゲット!! […]