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【先生の呼び方】学校・年齢ごとに呼び方の違いを徹底解説!

¡Hola!

今日もスペイン語研究に勤しむChica. (@Chica_espana0)です!

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今回のテーマは「スペイン語で先生の呼び方


実は私、大学・語学学校・習い事で様々なスペイン語圏の先生にお世話になった経験があります。

そこで驚いたのが、「先生をprofesorと呼ぶ場合とそうでない場合がある」ということ。

じゃあ、いったい現地ではどんな場合に何と呼ぶのか??

早速始めて行きましょう!




目次

先生=Profesor?

「先生」の直訳はスペイン語で「profesor/a

これは超基本単語なので、スペイン語を勉強する方ならだれでも知っているはず。

Soy profesora.

 ―私は先生です。

¿Quién es tu profesor?

 ―君の先生は誰?

Mi profesora enseña muy bien inglés.

 ー私の先生は英語を教えるのが上手い。


このように、職業を表す言葉として頻繁に会話に出てきます。

しかし、この単語は場合によっては直接先生に向かって使う時と、そうでない時があります




先生を「Profesor」と呼ぶとき

以下の学校では、先生を「Profesor」と呼ぶ人が多いです。

  • 大学
  • 高校
  • 中学校

地域によっても少しずつ変わりますが、スペインでも中南米でも、このような傾向があります。

また、親しみを込めて「profe」と短縮したり、下の名前で呼ぶ人もいますが、これは仲のいい先生にだけ使える呼び方です。


先生の他の呼び方

学校や、先生の種類によっては別の呼び方をする場合もあります。

Don

目上の男性に向かって使う敬称。

学校や、法律上条文での言い回しとして使われますが、それ以外の日常会話ではあまり登場しない呼び方です。

Señora / seño

幼い生徒が女性の先生に向かって言う呼び方。

親しみを込めて「seño」と略すことが多いです。

Maestro/a

より専門的な分野で、広範囲に物事を教える先生に使います。

スペインでも小学校では一人の担任の先生がほぼ全ての科目を担当するので、「maestro」が使われています。

また、音楽や絵画などのアート系の学校でも「maestro」と呼ぶ人が多いです。

 Entrenador

日本語で訳すと「コーチ」と言う意味。

サッカーやテニスのような、スポーツ系のクラブの先生や、ジムのコーチなどを呼ぶときに使われます。

ざっと様々な呼び方を紹介したところで、どの学校でどんな呼び方が使われるか見て行きましょう♪


大学

Profesor / profe

「Profesor」を省略して「Pfofe」と呼ぶことが多いです。

人によっては、「profesor ○○(名前)」のように合体して呼ぶことも。

余程仲が良くない限り、下の名前で呼び捨てにすることはありません。

友達同士で先生の話をする場合は、「profe」又は名前で呼ぶのが一般的。


中学校・高校

Profesor /profe

こちらも、大学と同じで「Profesor」又は省略して「Pfofe」と呼びます。

Don+ファーストネーム

大学よりもさらに小さいコミュニティーの中学校・高校では、よく校長先生や教頭先生に出くわします。

この場合はさらに敬意をこめて「Don+ファーストネーム」と呼んでみましょう。


小学校

Maestro /a

他の学校と違い、小学校では一人の担任の先生が複数の教科を教えます。

よって「Maestro /a」と呼ぶのが一般的。

Señorita / seño

スペイン語を知らない人でも聞いたことがある程有名な敬称「Señorita」

日常会話では、お客さんや見知らぬ人などありとあらゆる人に対して使われますが、小学校でも非常に便利な呼び方です。

次の章、「幼稚園」でも紹介する通り、幼い子供はよく女性の先生を「Señorita」と呼びます。

仲がいい場合や、親しみを込める場合、「seño」を使う子供も。

Don+ファーストネーム

「Don+ファーストネーム」は校長、教頭、理事長等のお偉いさんたちに向けた呼び方。

幼い子供たちでも、きちんと敬称を付けて呼びます。


幼稚園

Señorita /seño

現状ではスペイン語圏の大半の幼稚園の先生が女性。

なので幼い子供たちは先生を「Señorita」と呼びます。

親しみを込めて、「seño」と短縮する場合も。

響きがなんとなく可愛いですね!

「Señorita」のさらに歳上に向けた敬称「Señora」は、相手をおばさん扱いするように聞こえて失礼になるので、幼稚園では使われません。


語学学校

基本的には、語学学校ではファーストネームでの呼び名が好まれます。

様々な文化を持つ外国人が集まり、フレンドリーな授業が多いので、自然といえば自然ですね!

逆にクラスで「profesor」と呼ばれて戸惑う先生もいました(笑)

ちなみに私がいたのはアルカラ大学に付属した語学学校でしたが、私立でも公立でもファーストネームで呼ぶのが一般的です。



習い事

スペインでの滞在中、習い事をする予定の人は必見。

基本的に仲良しの先生に対しては下の名前で呼び捨てで大丈夫ですが、初めましての先生や、年上の先生は以下のように呼んでみましょう。

Maestro /a

音楽系・アート系・フラメンコ等

ちなみに私が通っていた絵画教室では、市民向けのカジュアルなクラスだったので、皆お互いに下の名前で呼び捨てで呼んでいました。

Entrenador

スポーツ系・ジム

日本語で言う「コーチ」と同じですね!



メール

Estimado +いつもの呼び方

どの学校のどの先生も、共通したメールでの呼び方。

「Estimado」は日本語で「拝啓」に当たる言葉です。

「Estimado」の後ろの名前は、「profesor」「maestro /a」「entrenador」等のような敬称だけを入れることがほとんどですが、語学学校や親しい先生の場合は下の名前だけで大丈夫です。

敬称だけを入れた場合、本文は「Usted(あなた)」口調で書くとナチュラルです。




まとめ

いかがでしょうか。

案外「profesor」を使う機会って限られているのです。

語学学校に行く場合は基本下の名前だけで大丈夫ですが、大学に留学予定の人は、はじめは「profesor」を使うのが賢明。

少しづつ打ち解けてきたら、敬称を省略したり、下の名前で呼んでみましょう!

状況によってぴったりな先生の呼び方を見つけてみてくださいね♪

呼び方シリーズとして、「友達の呼び方」や「恋人の呼び方」の記事もあるので、是非見てみてください!

ではでは、Chao!

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