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【留学かワーホリか】スペインに行くならどっちがいい?

¡Hola!

スペイン大好きChica. (@Chica_espana0)です!

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今日のテーマは「留学かワーホリどっちがいいか」


これまで留学2回、ワーホリ1回の経験がある筆者が、これからスペインへ行く人にどちらがおすすめか紹介します!

経験者が語る、それぞれのメリット、デメリットとは?!

早速レッツゴー!!



目次

スペインにいくなら留学?ワーホリ?

どちらにするか迷う前に、それぞれに必要なビザの種類と条件を知っておくと効率的。

特にワーホリでは、本人の語学力や意思に関係なく、一定の条件を満たした人でないとビザの申請が出来ないので要注意です。

ビザ取得の条件を確認した後は、それぞれのメリット・デメリットを知っておくのがおすすめ。

スペイン渡航後のためにも、意外なところで理想と現実のギャップがあるということを把握しておきましょう。



スペイン留学の条件

留学では3か月以上の滞在の場合、学生ビザの申請が必要になります。

学生ビザの発行自体は、現地の学校への入学手続きを済ませていれば誰でも可能です。

留学生が通うことが出来るスペインの学校の種類は主に3種類あり、それぞれ入学のための条件が異なります。

  • 現地の大学
  • 大学の外国人向けコース
  • 私立語学学校



特に現地の大学に入学する人は、少なくとも中級以上のスペイン語能力と、場合によってはネイティブと同じ入学試験を受ける必要があるので要注意。

現地の大学に留学

現地のスペイン人と同じ教室で同じ授業を受けるタイプの留学。

現地の大学に留学する際、スペインでの大学入試を受けるか、語学力や日本の大学の推薦など、一定の条件を満たす必要があります。

他の学校より授業料は安いですが、スペイン語初心者にとっては一番入学のハードルが高いと言えます。

大学の外国人向けコース

現地の大学が外国人留学生向けに開いているスペイン語コース。

大学とは違い、基本的に授業の内容はスペイン語の文法や会話がメインです。

入学にあたって必要な試験などは特になく、最低限申込フォームの記入と大学事務局とのやりとりさえできれば誰でも入学可能。

卒業時に大学発行の卒業証明書が貰えます。

私立語学学校

スペイン語に特化した外国人向けのアカデミーです。

ビジネスコース、プライベートコース、週末コース等、ニーズに合わせて様々なコースを選ぶことが出来ます。

大学の外国人向けコースと同じく、スペイン語初心者でも入学可能です。


スペイン留学の条件
  • 学力的条件を伴うことがある。
    (特に現地の大学に入学する場合)
  • 学生ビザの取得




スペインでワーホリができる条件

ワーホリでは、留学のように必ずどこかのスクールに属する必要はありません。

ワーキングホリデービザさえ取れれば、誰でも気軽にステイすることが出来ます。

しかし、このワーキングホリデービザの取得には政府が定める条件を満たすことが必要です。

  • ワーキング・ホリデー査証申請時の年齢が十八歳以上、三十歳以下であること。
  • 日本国籍を所有し、有効な旅券(パスポート)の残存期間がスペイン国の滞在期間をカバーしていること。(原本とコピー)
  • 一生に一度しかスペインのワーキングホリデービザを取得できない 等


条件さえ満たせば簡単にワーキングホリデービザは取れるので、ビザ自体のハードルは低いです。

また、ワーキングホリデービザの特徴として、1か国につき一生に一回しか取得できないので、慎重にタイミングを考える必要があります。

(スペインでのワーホリが終了後、別の国でワーホリをすることは可能)

スペインワーホリの条件
  • ワーキングホリデービザの取得
    (年齢、国籍、取得回数の制限有)





スペイン留学のメリット

現地の学校に所属し、世界中の学生と一緒に授業を受ける留学には以下のメリットがあります。

スペイン語が上達しやすい

毎日学校に通い、プロのネイティブ教師からスペイン語を学ぶことが出来るので、すぐに語学力が上達します。

さらに、大学の外国人コースや語学学校の場合、自分のレベルに合った授業を受けることが出来るので、「難しすぎて挫折する」ということがないです。

特に、スペイン語を「学問」として勉強したい人におすすめです。

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DELEにも役立つ正確な文法が身に付くよ



友達を作りやすい

外国に行って、一番思い出に残るのは現地でできた友達です。

留学では、世界中から集まった学生と(半ば強制的に)毎日顔を合わせることになるので、ワーホリや普通の旅行に比べて友達が作りやすいです。

さらに、大学の外国人コースや語学学校の場合、周りの生徒も全員自分と同じレベルのスペイン語力しかありません。

お互い似通った語彙力で一生懸命会話しようとするので、クラスの雰囲気も和気あいあいとしていました。

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留学生同士で自国の料理を作り合うパーティーが好きだった!



就職活動で卒業証明書が使える

具体的なスペイン語レベルが明記された卒業証明書は、履歴書に書いてアピールすることが出来ます。

私は帰国後、日本で就活をしたのですが、当時DELEのレベルを持っていなかったにも関わらず、履歴書の内容だけで語学力を評価してもらえました。

さらに、一部の求人には「留学経験」を条件として出しているところもあります。

帰国後のことを考えると、留学経験はキャリアアップにおおいに役立つと思います。

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留学の方が面接官に「一杯勉強した」というイメージを与えられるよ




スペインワーホリのメリット

学校などに属さなくてもよいワーホリでは、比較的自由に行動することが出来ます。

私が実際に経験したメリットは以下の通り。

合法的に働くことが出来る

ワーキングホリデービザを持つ人は、合法的に現地で就労することができます。

(逆に学生ビザで働くのは違法です)

新しい職種にチャレンジするのもよし、得意分野を極めるのもよし!

ワーホリでうまく仕事が見つかれば、そのまま会社に就労ビザを出してもらい滞在期間を延ばせる可能性もあります。

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日本と全然違う職場環境を体験できるよ



色んな世代のネイティブと出会える

自由に働き、自由に旅をし、好きなコミュニティに入ることが出来るワーホリでは、様々な世代のネイティブと出会うことが出来ます。

これはほぼ同年代しかいない留学では経験できない貴重な体験。

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新しいジャンルの人に出会うチャンス!



留学よりもお手頃

ワーホリでの大きな出費と言えば、スペインでの家賃と食費ぐらい。

学費を払う必要がないので、その分安く費用を収めることが出来ます。

私は浮いた学費でワーホリエイジェンシー(代理店)を利用し、面倒な手続きや現地での就労サポートをしてもらいました。

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仕事が見つかればその分もっと安くなるよ





スペイン留学のデメリット

もちろん、いいことばかりではありません。

留学では意外なデメリットが待ち受けています。

ネイティブとの出会いがない

大学の外国人コースや語学学校の場合、ネイティブとの出会いは皆無です。

朝起きて学校に行って、お昼ご飯は家で食べて、午後は図書館で宿題をして、夜は留学友達と遊んで…

そう、留学ではホストファミリーと教師以外スペイン人に会う機会がないのです。

女子高に入ったら男子との出会いがなくなるのと同じ!!

スペイン人の友達が欲しければ、インテルカンビオ(言語交換会)やサークルに入る必要があります。

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私はフェイスブックのスペイン人に片っ端から絡んでた(笑)



ワーホリより費用がかさむ

学校の種類によっておおきく価格は異なりますが、大学の外国人コースや語学学校の場合、12か月間で100万円以上の学費がかかります。

学費は大抵の場合渡航前に前払いするので、まとまったお金がなければ奨学金を獲得するしかありません。

お金がかかる割には現地でバイトもできないので、生活費含め1年あたり200万円近くは用意しておいた方がいいです。

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私は奨学金と裏ワザを駆使してトータル100万円以内に収めた!




友達がすぐに帰国する

クラスで留学生の友達ができたと思ったら、すぐに帰国してしまうのが留学。

基本的に留学生は好きな時期に来て好きな時期に帰るので、初めから最後までずっと一緒にいられる友達を作るのは難しいです。

私が通ったアルカラ大学の外国人コース、アルカリングアでは、ほぼ毎月クラス替えがあり、その度に学生が入れ替わっていました。

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夏休み開けて学校行ったら、友達が一人もいなくなってた(泣)





スペインワーホリのデメリット

なんとなく自由でポジティブなイメージが強いワーホリ。

でも現実ではワーホリの日本人は現地の人から見ると「移民」であり、言葉や文化が分からなければ就労すら難しいです。

そんなワーホリのデメリットはこちら

必要なスペイン語レベルが高い

ワーホリビザをとって、早速スペインに行ってみたものの、最初に待ち構えているのは家探し、役所の手続き、銀行口座開設、職探し…

ある程度スペイン語が話せればいいのですが、初心者であれば生活拠点を整えるだけでも膨大な時間と労力がかかります。

不安な人は、ワーホリエイジェンシー(代理店)に代行してもらうか、数か月現地の語学学校に通ってから社会に出てみるのもあり。

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いきなり社会に出るのは大変…



友達が作りにくい

ワーホリで友達が作れる場所は、仕事場、インテルカンビオ、趣味のサークルぐらい。

しかも出会う人は基本的にネイティブスペイン人なので、スペイン語が不安な人は友達作りに苦労するかもしれません。

私は留学とワーホリ両方を経験したのですが、最終的にできた友達の数も、今でも連絡を取り合える人の数も、圧倒的に留学の方が多かったです。

自分と同じレベルの語学力を持つ留学生仲間のありがたさを改めて感じました。

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言葉の壁がある中で、ネイティブと対等な関係を築くのは難しかった



仕事探しが大変

スペインの若者の失業率は約50%。

そう、スペインではネイティブすら仕事がない!!!

そんな中、「外国人」がフルタイムの仕事を得ようとするなら、最低でも中級以上のスペイン語力、上級レベルの英語力、業界での就労経験が必要です。

知り合いのスペイン人はスペイン語、英語、日本語がネイティブレベルだったにも関わらず1年間仕事が見つからなかった時期があるくらいなので、相当な忍耐が必要なことが分かるでしょう。

職種や就労形態にこだわらないのであれば、日本語教師、日本食レストランのウェイター、バルの皿洗い、農業あたりが比較的見つけやすいです。

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一緒にワーホリに行った仲間で、結局仕事をせずに帰国した人は何人もいるよ





留学とワーホリどちらがいいのか

ものすごく現実的な内容になってしまいましたが、結局どっちがいいのか。

それは自分が「何のために」「どこで」「何をしたいのか」によって変わります。

私の場合、「語学力を上げるために」「首都の近くで」「勉強と文化交流がしたい」という目的があって、最初はアルカラ大学外国人コースでの留学を選びました。

希望通りアルカラでスペイン語をみっちり勉強し、C1レベルまで仕上げ、留学友達やネイティブと友達と毎日遊んで充実した生活を送ることが出来ました。

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留学を一言で表せば「モラトリアム」だったかな



しかしその後、「海外の職場環境を知るために」「マイナーな観光地で」「外国人と働いてみたい」という気持ちが大きくなってワーホリもしました。

結果いっちょまえに現地で職を探し、見つからず挫折しているところヒッピー村でのホステルに出会い、10か国以上の人と一緒に働き、自分の理想の働き方を見つけることが出来ました。

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ワーホリは「人生とキャリアを見つめる時間」だったよ



今となってはどちらも大切な思い出で、今の人生観を形成するのに不可欠な期間でした。

留学かワーホリどちらにしようか悩んでいる人は、是非目的を整理してみてくださいね♪

きっとぴったりな選択肢が見つかるはず。



まとめ

スペインに行くなら、留学かワーホリどちらがいいのか。

そもそもそれぞれのビザには一定の条件が存在します。

特にワーホリビザは年齢制限があるので要注意。

メリットとデメリットを見比べるうちに、自然とどちらが自分に会っているか分かるはず。

沢山悩んで、沢山情報収集して、楽しいスペイン滞在に備えてくださいね♪

このサイトでは、他にも留学体験記や、スペイン文化、スペイン語勉強法などの情報を発信しています。

ぜひ他の記事も読んでみてくださいね!

ではでは、また会いましょう!Chao!

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