【苗字どうする?】スペイン人と国際結婚する際、夫婦別姓・同姓のメリット・デメリット

¡Hola!

スペイン人と結婚し、日本に住んでいるChica.(@Chica_espana0)です!

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今日は「スペイン人との国際結婚時の苗字問題」について!



日本人同士の結婚では、必ず夫婦どちらかの苗字に変更しないといけないですよね。

一方国際結婚では、日本国内であっても夫婦別姓が認められているのです

つまり、苗字を変えても変えなくてもどちらでもいい、ということ。

さらにスペイン人の場合は複数苗字を持っているので、「苗字を変えるかどうか、変えるならどの苗字にするか」という複雑な問題がつきまといがち。

そこで今日は、「スペイン人と国際結婚時の苗字の選択肢それぞれのメリット・デメリット」を、私たちの経験談を交えながらゆるーく語っていきたいと思います。

早速レッツゴー!!

この記事でわかること
  • スペインと日本の苗字制度の違い
  • 夫婦別姓・同姓の特徴
  • 子供の苗字への影響
  • 筆者の経験談





目次

日本とスペインの苗字制度の違い


日本の苗字制度

まずは大前提として、日本人とスペイン人の名前の仕組みをおさらい!

日本では結婚時、夫婦どちらかの苗字に統一しないといけないですよね。

なので子供が生まれた後でも、夫婦、子供含め世帯全員が同じ苗字を持ちます



スペインの苗字制度


一方スペイン人は二つ苗字を持ち、結婚しても変わりません

そのかわり、夫婦の子供は父方の苗字と母方の苗字、それぞれの一つ目の苗字を受け継ぎます

もう少し具体的に説明してみましょう。

「Alberto Romero Lopez」という男性と「Penélope Cruz Nogalez」という女性が結婚するとします。

この場合、夫婦の名前はこのまま変わりませんが、子供が生まれた際は夫の苗字「Romero Lopez」のうち一つ目の苗字「Romero」、妻の苗字「Cruz Nogalez」から一つ目の苗字「Cruz」を引継ぎ、Romero Cruz」という苗字になります


つまり同じ家族の中でも、父、母、子供の苗字が違うことになります。

では、そんなスペイン人と日本人が結婚したらどうなるのでしょう?




日本人とスペイン人が結婚したら?


日本での手続き

まずは日本での手続きの話から。

先ほども紹介した通り、国際結婚の場合は夫婦別姓が認められます

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むしろ結婚の手続きの時に申請しない限り、自動的に別姓にさせられるよ



もし夫婦どちらかの苗字に統一する場合は、婚姻届を出した日から6か月以内に市区町村の戸籍届出窓口に届け出るだけで変更が可能です。

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6か月を過ぎると変更時に家庭裁判所の許可が必要になるよ



詳しくは[法務省のHP]をチェックしてみて♪

苗字変更の際の注意

先ほども紹介した通り、スペイン人の苗字は二つあります。

日本人がスペイン人の苗字に変更する際、その両方を名乗らないといけません。

つまり、「Alberto Romero Lopez」という男性と、「佐藤 花子」という女性が結婚し、スペイン人側の苗字に統一する場合、日本人の名前は「Romero Lopez 花子」になります。

「Romero花子」のように短縮することは認められていません

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厳密には日本では名前にアルファベットが使えないから、カタカナ表記になるよ



逆にスペイン人の方が日本人の苗字に合わせることもできます。

ただ、このようなパターンにするカップルはあまり多くありません。



スペインでの手続き

スペインではもともと夫婦別姓が一般的なので、夫婦でどんな苗字にしようと手続き上は問題ありません

ただ、苗字を変更しスペインで生活を考えている場合は「自分たちの家族だけ夫婦が同じ苗字」という、現地の人からすればレアケースになります。

もしはじめから苗字を変更することが分かっている場合は、先に日本で書面やパスポートの変更手続きをしてからの方がスムーズです





子供の苗字はどうなる?

夫婦の場合、結婚時に苗字をどうするか決めてしまえば、どの国に行こうとそれを維持することができます。

しかし、夫婦に子供ができた時、その子供の苗字の受け継ぎ方は国によって異なります

結果、「住む国によって子供の苗字が変わる」ということが起こり得るのです。

日本、スペインで「夫婦別姓」「夫婦で同じ苗字」にした場合、それぞれ子供の名前がどうなるか見てみましょう。


日本での子供の苗字

夫婦別姓の場合

日本では、外国人の戸籍は作られません。

よって子供は、日本人親の苗字を受け継ぐことになります

ここで重要なのが、夫婦別姓の場合、家族の中で外国人の親だけ違う苗字になるということです。



夫婦で同じ苗字にする場合


先ほども紹介した通り、夫婦で苗字をスペイン人のものに統一する場合、必ず相手方の苗字を二つとも使う必要があります

「Romero」だけにしたり、「Lopez」だけにすることはできません。

したがって、家族全員の苗字がスペイン人パートナーの苗字に揃います。

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さっきの「家族でスペイン人親の苗字だけ違う問題」も解決!






スペインでの子供の苗字

スペインでは「夫婦で同じ苗字」でも、「夫婦別姓」でも、どちらにしても子供には両親の旧姓が適用されます。

なので、将来的に長くスペインに住む場合、両親の苗字を統一する必要性はあまりないと言えるでしょう。

夫婦別姓の場合

通常のスペイン人同士の結婚と同じく、両親の苗字を受け継がせることができます。



夫婦で同じ苗字の場合

スペインでは「夫婦で同じ苗字」でも、両親の旧姓が適用されます

そうじゃないと、子供の苗字が「Romero Romero」になっちゃいますからね…

夫婦別姓でも同姓でも、スペインでの子供の苗字は変わらないので、将来的に長くスペインに住む場合、両親の苗字を統一するメリットはあまりなさそうです。





夫婦別姓・同じ苗字のメリット・デメリット


夫婦別姓のメリット

先ほども紹介した通り、夫婦別姓のメリットは、お互いの苗字を維持できることでしょう。

特にどちらかが一人っ子の場合、自分の苗字を後世に残したいと思う人も多いのでは。

さらに、苗字変更の手間が完全になくなるので、これまでと同じパスポートや運転免許証を使い続けることができます。

夫婦別姓のデメリット

図を見てお分かりの通り、夫婦別姓にすると、日本で生活する際「家族の中でスペイン人親だけ苗字が違う」という状況になります。

これによって大きな不利益が出ることはありませんが、人によっては「家族なのに疎外感を感じる」という人もいるでしょう。

特にこれから日本で住む予定の人は、スペイン人パートナーにその可能性を伝え、事前に話し合っておくのがおすすめです。

ただし繰り返しますが、夫婦別姓にし、夫だけ苗字が異なるとしても特に大きな不利益はありません




夫婦同じ姓のメリット

夫婦で同じ姓にするメリットは、何といっても日本で生活する際に「家族全員の苗字が揃う」こと!

これから長く日本で滞在予定の人は、苗字を揃えておくことでスペイン人パートナーや日本人家族が安心するという場合が多いです。


夫婦同じ姓のデメリット

デメリットは、苗字を変える際の手続きが挙げられます。

ただでさえ手続きが大変な国際結婚。

移民局に提出する長文レポートや、大使館での面談など、場合によっては結婚するだけでも半年近く手続きに時間がかかります。

そんな中苗字を変えるとなると、母国でのパスポートや運転免許証の再発行等で、さらに時間がかかってしまいます。







私たちが夫婦別姓にした理由

やっとそれぞれの国の苗字システムについて説明が終わったところで、私たち夫婦がどのように苗字を決めたのかお話してみようと思います。

私たちの場合、夫がスペイン人、妻が日本人。

結婚が決まった時に、苗字をどうするか話し合ったのですが、結果的には夫婦別姓を選びました

理由はこんな感じです。

苗字を変更するのが面倒だった

お互い面倒くさがり屋なんでね…(笑)

既に経験された方ならわかると思いますが、苗字を変更すると手続きが大変

国際結婚の場合、ただでさえ婚姻届を受理してもらうだけでも大変なのに、それに加えてパスポート、運転免許証、ありとあらゆる名義の変更、新しい印鑑の作成…など、やることが本当に多い。

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もし海外に住んでいたらなおさら大変



私たちの場合、結婚に必要な書類を集め始めてから婚姻届が受理されるまで5か月、配偶者ビザの受け取りまで2か月、さらに一度移民局に申請が却下されているので、苗字に気をかけている時間がなかった…(泣)

しかも結婚当時、私はまだ大学生

就職予定だった会社にも旧姓ですべて届け出ていたので、それを変更してもらうのも気が引けたのでした。

迷っている人は「とりあえず今は別姓で、必要があれば後で変更する」というスタンスで十分だと思います


お互いに旧姓に思い入れがあった

自分たちのアイデンティティですからね♪

特に私は、ほとんどの友達に苗字のあだ名で呼ばれているので、自分の苗字に思い入れが強かったのです。

夫も夫で、スペインでは夫婦の苗字をそろえる文化がないからか「日本の苗字にはしたくない。自分の苗字を維持したい」とのこと。

お互いにお互いの苗字に変える意思がなかったので、夫婦別姓に落ち着きました。


子供を作る予定が未定

正直、苗字をどうしようと子供がいない時点ではそれほど影響はありません

しかし、先ほども紹介した通り、子供が生まれた時、それぞれの国によって子供の苗字に影響が出てきます。

既に子供を授かっている方や、数年以内に子供が欲しい方は、それも考慮して苗字を変えた方がいい場合もありますが、私たちの場合はその予定もありません。

とりあえず、このまま二人で生活を続けるうちは別姓のまま、子供ができて家族全員の苗字をそろえたくなったら苗字変更の手続きをする、でもいいと思います。

(例え子供ができて夫だけ別姓になったとしても、夫本人はまったく気にしていないので、私たちはこのまま別姓を貫くと思います)


夫婦別姓でも特にデメリットがない

これが最大の理由ですね。

特にデメリットがない

一応、子供が生まれた時に夫だけ家族の中で違う苗字になる可能性がありますが、そもそも子供を作る予定すら決まっていない私たちにとって、特にデメリットはありません。

しかも、子供ができて夫だけ苗字が違う状況になっても、夫は全く気にする様子もない…!

結婚し、夫婦で日本に住んでしばらく時間が経ちますが、夫婦別姓によって不利益を被ったことも一度もないです。

むしろ苗字変更の手間が省け、自分たちのアイデンティティを維持できるので、メリットすら感じています(笑)

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夫婦別姓最高…!!





まとめ


日本で生活する場合


スペインで生活する場合



スペインでは苗字が二つあり、子供の苗字の受け継ぎ方も異なります。

そんなスペイン人と日本人が結婚する場合、夫婦別姓、夫婦同姓どちらも選択可能です。

しかし将来的に子供が生まれた場合、それぞれのパターンで子供の苗字が変わってきます

それを考慮して事前に苗字を決めるのもよし、とりあえず別姓にして後から変更するのでもよし!

それぞれの夫婦にとって、最適な苗字を選べるよう、少しでもお役に立てると嬉しいです♪

このブログでは国際結婚やスペイン語などについて情報を発信しているので、是非ほかの記事も見てみてください♪

ではでは、Chao!

・参照元:
 法務省HPEL TIEMPO

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