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【おすすめ人気教材をレビュー】会話と作文に役立つスペイン語定型表現365

¡Hola!

毎日スペイン語研究に勤しむChica. (@Chica_espana0)です!

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今日のテーマは「人気教材のレビュー」!


教材を買うにあたって気になるのが口コミや評判ですよね。

今日は、5年以上スペイン語を勉強し、C1レベル保持者の筆者がおすすめの本をレビューしちゃいます!

今回レビューするのは、作文や会話練習向けのスペイン語教材「これだけは知っておこう!会話と作文に役立つスペイン語定型表現365」です♪

早速行ってみよー♪




目次

この本を買ったきっかけ

この本を買ったのは2016年頃。

当時B1レベルだった私は、試験対策用の本を探していました。

初級者向けの文法本も、単語帳ももう持っているし読み込んだ。

中級者向けの、ちょっとカッコいい言い回しや熟語を勉強できる本はないものか…

スペイン語教材って、いい意味でも悪い意味でも数が少ないのですが、そんな中でも「定型表現」に特化した中級者向けのこの本は、当時珍しいジャンルでした。

本屋さんで一冊だけ残っているのを発見して、迷わずレジに持って行ったのを覚えています(笑)

その後、スペイン語のおすすめ勉強法をまとめた別の記事でこの本のことをちらっと紹介したところ、予想以上に反響があったので、今回はこの本単体で詳しく紹介してみることにしました。


これだけは知っておこう!会話と作文に役立つスペイン語定型表現365

本の内容(大人の都合でちょびっとモザイクかけてます)

収録内容

1ページに1テーマの定型表現と、その例文が書かれています。

本の題名にもある通り、収録語彙数は驚異の365個。

しかもこちらの数字、「日本語の熟語が365個」という意味。

一つの日本語の熟語に対し、最大6つのスペイン語訳が載っているので、実際のスペイン語の掲載熟語数は1000近くにのぼります。

ページ数も385ページと読み応え抜群ですが、CDが付いているので通学・通勤時間に気軽に耳で聞いて覚えることができます。

ターゲットはスペイン語中級者

初級者向けのスペイン語教材が多い中、珍しくこちらは中級者向けです。

しかもテーマは、よくある文法や日常会話関連ではなく、「定型表現」

いわゆる、熟語や特別な言い回しだけに焦点を当てています。

初級者向けの教材を一通りやりきって、もう少し踏み込んだ表現に挑戦してみたい人におすすめ。

価格

定価は2400円+税です。

本としての価格でみると安い部類ではないですが、1000語近くの語彙と、各語彙に対して4つの例文、385ページというボリューム、CD付きということを考慮すると、同じ価格帯の文法書に比べお得感があります。

上級向けの語彙も沢山載っているので、中級攻略後もずっと使うことができます。

私は4年前に買ってからC1レベルになった今までずっと使い続けているので、年あたりの価格は持っている教材の中で一番安いです(笑)



実際に使ってみた感想

持ち歩きしやすい大きさ

実はこの本を買って既に4年以上経つのですが、一言で感想を言うのであれば「スペイン語上級者を目指す人には超おすすめ」!!

買ってすぐのころは、本の内容が意外と難しくて挫折しそうになったのですが、C1レベルを持つ今となっては、この本のお蔭でこのレベルまで来れた気がします。

こんな人におすすめ

実際に使ってみて、こんな人におすすめだと思いました。

  • 中級者~上級者レベルを目指す人
    (C1レベルの人でも知らない表現が沢山載っています)
  • いつも同じような言い回しばかりしてしまう人
  • フォーマルな作文・会話がしたい人
  • 外国語学科・スペイン語学科の人
    (スペイン語専攻の人には特に役立つこと間違いなし)


本の題名の通り、中級者かつ会話と作文を磨きたい人向けです。

他の教材では、基本的な日常会話のための文法や語彙ばかり取り扱いがちですが、この本ではマニアックな表現が沢山出てきます。

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よりアカデミックなスペイン語を勉強したい人におすすめ


スペイン語学科出身の身としては、この本で専攻の作文の授業を乗り切ったようなものなので、同じような境遇の人にもってこいです(笑)

こんな人にはおすすめできない

逆にこんな人にはおすすめできないかも…

  • 日常会話の習得だけを目指す人
  • 分厚い本が苦手な人
    (385ページあります)
  • 活字が苦手の日人
    (この本にイラストは載っていないです)


旅行や国際交流のために、まずは簡単なスペイン語を勉強したい、という人はそれに特化した別の本がおすすめ。

本自体も分厚く、活字しか載っていないので、それが苦手な人には読みにくいかもしれません。

(ただし、ページのデザイン自体はすっきりしていて読みやすいので、普段からあまり本を読まない私でも続けることができました)

ざっとこんな感じでしょうか。



買ってよかった点

385ページもある

次に私の独断と偏見で買ってよかった点と、もう少し改善してほしい点を紹介してみます。

  • スペイン語作文が上達した
  • 語彙が増え、ネイティブとの会話に深みが出た
  • リスニング力が上がった
  • ネイティブの言葉を聞き取れるようになった


この本は会話・作文のような「スペイン語をアウトプットする場合」に特に役立ちました。

これまで「いかにも初心者のスペイン語」しか発信できなかった自分が、CDで丸暗記した構文をそのまま使うだけで、ネイティブに褒められたり、相手の話すスピードや語彙のレベルが上がったりしました。

特に個人的には「ネイティブが私に話すスペイン語のレベルが上がった」というのが、一番勉強の効果を実感できて嬉しかったですね。

さらに、この本のいいところは語彙力が増えるところ。

語彙って、増やせば増やすほど会話・作文・リーディング・リスニングの全ての力が比例して上がるんですよね。

一応この本のテーマは「会話と作文に使える定型表現」ですが、私の場合はリーディングとリスニングにも間違いなくいい影響が出ました。

改善してほしい点

どんな教材にもあることですが、私は以下の点が気になりました。

  • たまに初級者向けの語彙が混ざっている
  • カテゴリーごとにテーマを分けて掲載してほしい


難しい語彙はいくら入っていても勉強になるので問題ないのですが、10語位「あれ、これって初級レベルで勉強したよな」という語彙が混ざっています。

といっても、1000近くある中での10語だし、例文は普通に勉強になる内容なのでそこまで気にはなりません。

あともう一つ付け加えるなら、カテゴリーごとにまとめて語彙を紹介してほしいですね。

たまに後から「あの語彙ってどのページだったっけ」と探すときに、毎回索引から探すのが少し面倒です。

ただ、これも毎日本を開いたり、CDで暗記していたら自然と全ての語彙の場所が分かるようになるので、そんなに気にはなりません。

総合評価

イラストが無かったり、本が分厚かったりと、ある意味「万人受けする本」ではないかもしれません。

でも、よりアカデミックなスペイン語を勉強したい、DELEでもっと高い点を取りたいという人は絶対に読んでみた方がいいです。

C1レベルに到達した今、この本はデメリットを考慮しても、間違いなくメリットの方が多いです。

そして、何といってもこの本の凄いところは、「中級レベルを抜け出した今でも役に立つ」という点だと思います。

今まで5年以上、何十冊もの教材を使ってきましたが、未だに見返しても新しい学びがあるのは断トツでこの本だけです。



まとめ

いかがでしょうか。

「これだけは知っておこう!会話と作文に役立つスペイン語定型表現365」をレビューしてみました。

デメリットももちろんありますが、それ以上に学ぶことが多い!!

興味がある人は、是非上記のリンクや本屋さんで見てみてくださいね♪

おすすめ勉強法をまとめた記事では、他にもたくさんのおすすめ教材を紹介しています!(ネットだけで無料で勉強できる方法も!)

是非見てみてくださいね♪

ではでは、また会いましょう!

Chao!

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